「ボス」と「リーダー」の違い   vol.771

ハリー・ゴードン・セルフリッジの

 「ボスとリーダー」論を紹介する。

 

 ・ボスは部下を追い立てる

  リーダーは人を導く

 

 ・ボスは権威に頼る

  リーダーは志と善意に頼る

 

 ・ボスは恐怖を吹き込む

  リーダーは熱意を吹き込む

 

 ・ボスは「私」と言う

  リーダーは「我々」と言う

 

 ・ボスは「時間通りに来い」と言う

  リーダーは時間前にやってくる

 

 ・ボスは失敗の責任を負わせる

  リーダーは黙って失敗を処理する

 

 ・ボスはやり方を胸に秘める

  リーダーはやり方を教える

 

 ・ボスは仕事を苦役に変える

  リーダーは仕事をゲームに変える

 

 ・ボスは「やれ」と言う

  リーダーは「やろう」と言う

 

明確な「自分のものさし」を持ち、

 上からの押しつけを嫌う今時の若者たち。

 

彼らを権威によって

強制的に動かそうとするのは、

もっとも上手くいかない方法だ。

 

どれだけ社会的立場が

高い人からの命令であっても、

 

彼らは、自分たちが

納得できないことであれば、

積極的に動こうとはしない。

 

上の世代には、

 

「偉い人が言うのだから従おう」

 

「仕事だから仕方ない。

  今、我慢すれば・・・」

 

といったマインドが確かにあったが、

 

今時の若者たちは、

不確かな将来のために、

 

今を犠牲にしたくないという

「せつな主義」を持っており、

 

「辞める」という選択をする人が多い。

 

従い続けることも反発することもせず、

あっさり会社を辞めてしまう。

 

若者の「スピード退職」の背景には、

おそらくそういう事情もあるのだろう。

 

今時の若者たちのパワーを

 引き出すためにまず大切なのは、

 

上から目線では「やれ」と

命令するのではなく、

 

対等な目線で「一緒にやろう」と

語りかけること、

 

そして、誰よりも熱意を持って

仕事に取り組み、

 

先頭にたって彼らを

引っ張っていこうとすることだ。

 

日本の有名人で言えば、

 

松岡修造氏あたりか?

 

 

今日一日の人生を大切に!

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