徳川治保(とくがわはるもり) vol.1109
茶事の要とする所は、 朋友相つどいて、 信実をもって相まじり、 奢(おご)りを禁じ、 質素を本とすること 第一の事なるべし。 ◇ 江戸時代、ほとんどの大名は 安逸(あんいつ)に日を送った。 …
ービジネスマンのためのモノの見方・考え方実践講座ー
茶事の要とする所は、 朋友相つどいて、 信実をもって相まじり、 奢(おご)りを禁じ、 質素を本とすること 第一の事なるべし。 ◇ 江戸時代、ほとんどの大名は 安逸(あんいつ)に日を送った。 …
◇ 上杉鷹山は、 財政改革と殖産産業をはかって、 米沢藩の藩政を立て直した。 鷹山が生涯に渡って 師と仰いだのは、 「細井平洲」という 尾張生まれの儒者。 平洲は…
◇ 欧米の社会では、 どこにいっても パートナーと一緒。 つまり夫婦がワンセットで 行動することが多い。 よく言われる個人主義ではなく、 欧米は「二人社会」だということ。 &nbs…
◇ 60歳を過ぎてから、 急に自分にあったコミュニティを 見つけようとしても、 それはそう簡単なことではない。 「定年後は妻とゆっくり旅行に」 と、夢を抱いている男性も多い。 &n…
◇「老後」が 20年、30年と長々続く。 場合によっては、 40年続くこともありうる。 それは、これまで 一生懸命に仕事をしてきた時間と ほとんど同じぐらいあるということだ。 &…
◇ 司縣遼太郎氏の名作に 「坂の上の雲」がある。 明治維新から日媒戦争の時代の 日本人の意気込みを、 見事に描いた作品であった。 あの時代、 人々の視線の先には、 ロマンがあり、夢があった。 そして目の前の…
◇「公私(仕事とプライベート)を 切り分ける」という考え方は、 本当にもったいない。 トンビ自身は、 「公私一体」「公私混同」こそが、 人生を最高に楽しむ秘訣であると 考えて生きている…
◇ お金持ちは、 「お金を使うところ」から 思考をスタートさせる。 お金持ちになれない人は 「お金を貯めめるところ」から 思考をスタートさせる。 これが 「お金持ちと お金持…
◇ 行動を変えるには、 言語化された行動規範(OS)を 自分の中に打ち立てる必要がある。 行動規範の精度を高めるためには、 数多くの活動を繰り返し、 ときに他者事例を参考にしつつ…
◇ 人間の可能性の限界に挑んだ 冒険家・植村直己 世界で最も勇敢な スポーツマンに送られる 「バラー・イン・スポーツ賞」を受賞した。 2 9歳で世界初の 5大陸最高峰登頂…
◇ 暴風雨で豪華船が難破して、 気がついてみると、 救命ボートに 英国人、フランス人、オランダ人の 三人の男が偶然乗り合わせていた。 三人は幸運にも無人島を発見し、 なんとか浜辺にた…
一己を安くせむとて、 数千の人を損ずるは 不仁の甚だしきなり ◇ 江戸時代の藩にも リストラの話はあった。 藩でリストラがされる時には 立場の弱い「一代限り」の足軽が 真っ先に狙われた。 &…
◇ 元気ですかっ———–! ! ! 普通の人は辛気臭い人から モノを買いたいとは思わない。 「いつも笑顔で、元気があり、 元気を分け与えて…
◇「ある一定の(思想)傾向を 持つ人たちを 一つのところに集め、 会話をさせると、 その意見は先鋭化していく」 そんな話を聞いたことがある。 保守寄…
◇ 天国の門番の聖ペテロのところへ、 一度に男が三人、昇天してきた。 普通はだいたい、 パラッ~ パラッと来るんだけれど、 同時にやってきたんで 聖ペテロがちょっと驚いて、 …
課長:「10月から営業推進会謡の リーダーになったそうだな」 社員: 「そうです。任せられたからには、 頑張ってやり遂げます」 課長:「気合が入っていていいんだが、 …
◇ 政治に対する 人々の思いの変化は、 コミュニティの変質を 抜きにして語れない。 支持が組織票によってではなく、 一人ひとりの意志を 反映するようになるためには、  …
◇ 明治維新の日本が持っていたものは、 「教育へのあくなき情熱」であった。 「郷中教育」をうけた西郷隆盛は、 政府の高官になっても教育をやめなかった。 自分が良いと思った価値を、 次世代に伝…
◇ 薩摩藩士の子供は、 こんな思考訓練を千回以上も 繰り返していた。 西郷隆盛 や 東郷平八郎は、 こういう教育土壌の中から 出てきた人物といってもよい。 薩摩人は「もし、こ…
◇ 学問を実地に試す 薩摩の郷中教育は 「詮議」といものを生み出した。 「詮議」とは、 実際にはない状況を 頭の中で仮想させて、 対処を考えさせる いわゆるシュミレーションの ことである…