稼げる副業はいまの仕事の延長線上にある ① vol.850

なかなか給料が上がらない昨今、

   「副業」が注目を集めている。

 

自分に合った副業は

どうすれば見つかるのだろうか。

 

昨年は副業・兼業に関する

ガイドラインが発表されるなど、

副業元年とも言われた2019年。

 

最近、インターネットを開けば、

「稼げる副業・兼業はこれだ」

といった内容の記事が花盛りだ。

 

独立行政法人労働政策研究・研修機構が

    2018年に行った調査によると、

 

検討中の企業も含めて、

副業・兼業に前向きな企業は

全体の2割ほどを占めていた。

 

対する労働者側に関して、

副業・兼業に前向きな回答をした人は、

 

全体の4割弱だった、

という結果が出ている。

 

数字的には、

まだまだこれからのようだが、

 

いずれにしても今後、

副業・兼業が拡大していく

流れは止められそうにない。

 

巷の副業に関する記事を読んでみると、

 

 「紹介されている副業をすることで、

   より質の高い生活を送れるだろうか?」

 

と考えた時に、少々疑問符が付くような

内容が多く見受けられる。

 

たとえば、「転売ビジネス」

   自宅にある不用品や、

 

 ネット通販などで仕入れたものを

 転売するビジネス。

 

コツは「安く仕入れて高く売る」ことだが、

まとまったお金を稼ぐには、

 

目利き力や世間のニーズを

把握する能力などが求められる。

 

意外に忘れがちなのが、

販売のためにかかる自分の労力。

 

商品を掲載する際に必要とされる

写真の撮影や紹介文章の作成、

 

購入希望者とのやりとり、

商品の梱包・発送やアフターフォロー等。

 

それ以外に、媒体掲載料などもかかる。

 

これらをこなして、

なおかつ自分が満足できる収入を

手にできる人は、ごくわずかだ。

 

たとえば、「アフリエイト」

 

ブロガーやユーチューバーなど、

面白い動画やブログなどでアクセスを集め、

 

主にそこに添付されている広告を

クリックしてもらうことで収入を得る、

広告ビジネス。

 

この副業でも、文章を考えたり、

動画などを撮影する、

といった手間がかかる。

 

特に自分のサイトを運営する場合、

継続性が大事になってくる。

 

ユーザーを飽きさせないよう、

定期的な更新が必要だ。

 

これだけ情報が氾濫している中にあって、

    持続的にユーザーを惹きつけるのは

    簡単なことではない。

 

よくあるのが、

「これさえやれば儲かります」

というアフィリエイト用の

高額な情報商材を購入したものの、

 

上手くいかずに途中で挫折するパターン。

 

いくらやり方だけを教わっても、

 

「どの顧客層に対して

   アプローチしていくのか?」

 

が明確でなければ難しいのが実情だ。

 

飲食業やコンビニでのアルバイトなどは、

     もっとも手軽な副業だが、

    もっともやってはいけない副業だと思う。

 

これは単に、残業が副業に

入れ替わっただけに過ぎない。

 

確かに、先に紹介した2つの副業が

「稼げるかどうか分からない」のに対して、

 

アルバイトであれば、

確実にお金は入ってくる。

 

とはいえ、

本業よりも時給が安くなるのは確実で、

ある意味、残業よりも始末が悪いと言える。

                                            つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

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