教訓のインストール  vol.1101

◇ 行動を変えるには、

  言語化された行動規範(OS)を

  自分の中に打ち立てる必要がある。

 

 行動規範の精度を高めるためには、

 数多くの活動を繰り返し、

 

 ときに他者事例を参考にしつつ、

 

それら事例を

抽象化し、教訓化 する。

 

特に教訓化のプロセスを

意識的に繰り返すと、

 

時間の経過とともに

人生の質が向上していくのでは、と

 

そんなことを考えている。

 

◇ 自分の経験であれ、

  他者の経験であれ、

 

経験⇒教訓、経験⇒教訓

経験⇒教訓、経験⇒教訓、

 

導き出すことを自らに課しつつ、

日々を振り返ることによって、

 

「自らの内にある行動規範(OS)」

 の精度が高くなり、

 

同時にその回路が強化されていく

こととなるのではなかろうか。

 

「教訓が頭に入っている」

  という状態は同じであっても、

 

 それが

 

 「自身のたくさんの具体的な

  経験を経て昇華された教訓」なのか、

 

 「単なる知識として覚えた教訓」

  なのかによって、

 

理解した教訓が行動を伴わせる力を

持つのか否かが決定される。

 

身に付けた教訓が

前者のものであるならば、

 

その時その時、適切な状況を、

 

「何も考えなくても身体が

  選び取れるようになる」が、

 

後者の場合、

教訓を知識として知っているだけ、

という場合には、

 

「頭で分かっていても

  身体が動かない」

 

ということにもなる。

 

◇ そのようなことにならぬため、

 

  日々、こうして毎日の活動を振り返り、

  省察することによって、

 

 聴いた話や体験したことを抽象化し、

 教訓化していく(=血肉化する)ことを

 心がけているわけであり、

 

これこそが良い教訓をインストールし、

良い習慣を意識的に身につけるための、

 

もっとも効果的な

方法論ではなかろうか、と

 

そんなことを日々考えているのである。

 

<今日の名言>

春は花 夏ほととぎす 秋は月   

冬雪さえて冷(すず)しかりけり

 

*日本の四季の美しさを詠んだ、
 道元禅師の歌です。
「雪の降る寒い冬さえ
   何とすがすがしいいことか」
 と歌っています。

 不満に思うより、あるがままを感謝して
 受け入れることが大切です。

 

今日一日の人生を大切に!

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