◇ 行動を変えるには、
言語化された行動規範(OS)を
自分の中に打ち立てる必要がある。
行動規範の精度を高めるためには、
数多くの活動を繰り返し、
ときに他者事例を参考にしつつ、
それら事例を
抽象化し、教訓化 する。
特に教訓化のプロセスを
意識的に繰り返すと、
時間の経過とともに
人生の質が向上していくのでは、と
そんなことを考えている。
◇ 自分の経験であれ、
他者の経験であれ、
経験⇒教訓、経験⇒教訓、
経験⇒教訓、経験⇒教訓、 を
導き出すことを自らに課しつつ、
日々を振り返ることによって、
「自らの内にある行動規範(OS)」
の精度が高くなり、
同時にその回路が強化されていく
こととなるのではなかろうか。
◇「教訓が頭に入っている」
という状態は同じであっても、
それが
「自身のたくさんの具体的な
経験を経て昇華された教訓」なのか、
「単なる知識として覚えた教訓」
なのかによって、
理解した教訓が行動を伴わせる力を
持つのか否かが決定される。
身に付けた教訓が
前者のものであるならば、
その時その時、適切な状況を、
「何も考えなくても身体が
選び取れるようになる」が、
後者の場合、
教訓を知識として知っているだけ、
という場合には、
「頭で分かっていても
身体が動かない」
ということにもなる。
◇ そのようなことにならぬため、
日々、こうして毎日の活動を振り返り、
省察することによって、
聴いた話や体験したことを抽象化し、
教訓化していく(=血肉化する)ことを
心がけているわけであり、
これこそが良い教訓をインストールし、
良い習慣を意識的に身につけるための、
もっとも効果的な
方法論ではなかろうか、と
そんなことを日々考えているのである。
<今日の名言>
春は花 夏ほととぎす 秋は月
冬雪さえて冷(すず)しかりけり
*日本の四季の美しさを詠んだ、
道元禅師の歌です。
「雪の降る寒い冬さえ
何とすがすがしいいことか」
と歌っています。
不満に思うより、あるがままを感謝して
受け入れることが大切です。
今日一日の人生を大切に!
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