中国人の歴史認識②   vol.1111

 

勿忘国恥 ウーワン・グオチー)

“Never forget national humiliation” 

 ・・・・国恥を忘れることなかれ

 

◇ これが中国の

  国民的スローガンである。 

 

「国が受けた恥を

    決して忘れるな」

 

  という意味である。

 

 われわれが日頃使っている

 スローガンとは

 ちょっと意味合いが異なる。

 

このきわめて熱烈な言葉が、

中国では幅広く、

 

そして恐ろしいほどに

浸透している。

 

車のトランクに

ペンキで書いている少女や、

 

教室の黒板に書かれた

これらの文字を唱和して

誓いを立てている小学生たちまで、

 

遠い昔の歴史的な出来事を

「あえて記憶に留めようとする」

姿勢が伺える。

 

◇ 社会の支配的エリート層は、

  しばしば国家的記念碑を建造し、

 

 そしてそれをシンボルとして、

 国民の歩みというストーリーを

 人々に記憶させよとする。

 

 さらに支配層はその際に、

 

歴史のどの部分を記憶に留め、

 

どの部分を忘れ去るべきか 

 

取捨選択する。

 

◇ 中国政府は、1991年に

 「愛国主義教育運動」を開始した。

 

その中核的な要素として

全国に一万以上の「記念史跡」

建造または修造したのである。

            つづく

 

<今日の名言>

もしあなたが自分の
人生の計画を作らなければ、
おそらくあなたは誰か他の人の計画に
組み込まれてしまうだろう。

         ジム・ローン(思想家)

 

*自分自身のライフランを作り、
 その中で仕事や会社を選択し、
 自分が活躇できるポジションを
 確立することが必要です。

 自分の人生計画が必要です。
 もちろんトンビも作っています。

 

今日一日の人生を大切に

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