◇ 明治維新の日本が持っていたものは、
「教育へのあくなき情熱」であった。
「郷中教育」をうけた西郷隆盛は、
政府の高官になっても教育をやめなかった。
自分が良いと思った価値を、
次世代に伝える努力をする。
そういった情熱が我々には、
少し足りないのかもしれない。
このままでは、想定外の事態に
対処できなくなるのではないだろうか。
◇ 自分の子供に、
「もし○○になったら、
どうするか!」
と考えさせる判断力の鍛錬は、
重要のような気がしてならない。
しかしこれは、
子供だけの話ではない。
当然我々にも言えることである。
◇ 咋今の世の中で起きている
事件等のニュースを見ていると
判断力の欠如によるものがほとんど。
我々にもこの「薩摩式の教育」が
必要ということになる。
社員や管理者研修で、
この薩摩式の「詮議」を
はじめてはいかかだろうか。
たとえば・・・
社員が県外に人事異動。
その際顧客情報も持ち去り、
その後、大量の個人情報のもれが発覚。
さあ、どうするか!
昨日、キャバクラで深酒をして
帰宅したのが午前3時15分。
翌朝寝坊して起きたのが8時25分。
出勤時間は9時。
交通機関では間に合わない。
車庫には自家用車あり。
さあ、さあ、どうするか!
こんなことを社員研修で、
何度も何度も何度も
詮議しなければならない。 完
<今日の名言>
人間は環境を改善することを切望するが、
自分自身を改善しようとはしない。
だから彼らは縛られたままなのだ。
ソェームス・アレン(作家)
*まわりは見えるけど、
自分自身のことは見えない。
これが人間の特性だ。
今日一日の人生を大切に!
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