関係性が深まった時に起こる「相転位」現象    vol.1014

友達とお付き合いする感覚で、

 お客様(見込みのお客様)と

 向き合っていくとどうなるか?

 

イメージとしては、

関係性の深まりが臨界点まできたときに

「相転移」が起きる。

 

「相転移」とは、

 

  物質が、温度・圧力・外磁場など、

  一定の外的条件のもとで、

 

一つの相から別の相へ移る

物理現象のこと。

 

たとえば水が氷になったり、

水蒸気になったりというような現象。

  

 30℃の水を20℃10℃5℃

 3℃2℃1℃

 というように、

 

 徐々に温度を下げていくと、

 

0℃を下回っても凍らない、

という現象が起きることがある。

 

しかし、その不安定な状態に

外界から振動などの刺激が加えられると、

 

一気に凝固し、氷になる。

 

この、突然「相」が変わる現象を

「相転移」と呼ぶ。

 

営業においても、

 どんどん仲良くなり、

 相当程度、関係性が深まっていくことは、

 

 ゆっくりと冷やされた水が、

 やがて0℃を超えてマイナスに至る、

 

 ということに例えられるかもしれない。

 

そのタイミングで、

何かしらのきっかけがトリガーとなり、

 

一気に水が氷となるように

「成約」という形で凝固する、

 

そのようなイメージを持ってみては

どうだろうか。

 

お客さまに商品の契約を

  して頂くために、

 

瞬間冷凍(強烈なセールストーク)」

 ではなく、

 

友達にメッセージを発信するような

イメージで、

 

じわじわと関係性を深めていき、

ある時、チラシを見せたことで、

 

一気に相が変わる。(=成約)

 

このような感覚を持って、

お客様との関係性を

深めてみてはどうだろうか。

 

 

<今日の名言>

ゴルフにバンカーやハザードがなければ、

単調で退屈に違いない。

人生も然りだ。  

「フォーブス」創業者 パティー・フォーブス

 

*ゴルフが面白いのは、多くの難関を攻略する
 というイメージがあるからです。
 困難な状況に陥ったとしても、
 その先に得られるものがイメージできれば、
 精神的にも強くなれるかもしれません。 

 

今日一日の人生を大切に!

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