河津の桜まつり  vol.707

静岡県賀茂郡河津町では、

 毎年2月上旬から3月上旬までの

   1ヶ月間、

 

「河津桜まつり」を開催し、

期間中、およそ100万人もの見物客で賑わう。

 

日本で最も有名な桜の品種の

 「染井吉野」は見事な花を咲かせつつも、

  満開から3日ほどで、散り始める。

 

一方の「河津桜」

見頃の期間が約一ヶ月と長く、

本州一早咲きの桜として知られている。

 

河津の桜は、

 1人の町人が河津川沿いで、

 

雑草の中に芽吹く桜の苗木を偶然見つけ、

自宅の庭に植えたことが始まりだ。

 

その華麗で淡紅色の花に見せられた

関係者の尽力により、

 

一本の桜が全国に

名を馳せるまでになった。

 

そこには、花を愛でる気持ち、

  美しい花を多くの人に

 見てもらいたいという

 思いやりの気持ちがあった。

 

単なる「町おこし」ではなく、

それぞれの情熱と一体感が結実し、

大きな成果を生み出した。

 

桜を見るということだけでなく、

  名所旧跡にかかわる多くの人の働きに

  感謝しつつ、

 

 日本の風情や 文化を楽しみ、

 後世に伝えていきたいものだ。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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