◇ たとえば自己投資。
本当は自分にとって必要なのに、
それをマスターすればかかった費用など
すぐに回収できるのに、
ちょっと金額が高いという
理由だけで躊躇する。
高額のセミナーなどで、
額面だけ見れば高いと
映るかもしれないが、
講座で学んだことを2~3年やれば
その費用はすぐに回収でき、
あとは何十年も青天井で
稼げるようになる場合もある。
たとえばネットを使ったビジネスでは、
現在はほぼ王道の成功パターンがあり、
あとはそれを忠実に続ければいいだけだ。
にもかかわらず、
得られるものの大きさを
長期目線で比較することができず、
目先の金額にビビってしまう人が
ほとんどだ。
◇ 貯金に励む人というのは、
先行投資すら恐れる。
お金に執着しているゆえに
お金を外に出したがらない。
だからドアを全部閉じて
お金を閉じ込めようとする。
◇ でも自分の子どもには、
こういうスケールの小さな
人間になってほしくない。
こじんまりと生きる人生を
選択してほしくない。
「ほしいゲームソフトを
買うために貯金する」など、
子どもなりに目的があるなら
それは子に任せればいい。
しかしそうでなければ、
自分の子には「貯金しなさい」ではなく、
「お金を回しなさい」と教えたい。
それは運用するということだけではなく、
自分の成長のためにお金を使えということ。
もちろん無駄遣いなど
失敗もあるかもしれないが、
たくさんの経験にお金を使い、
世の中を知り、見識を広め、人と付き合い、
それを通じて自分の生き方を
自分で決められる人間になってほしい。
◇ とはいえ、
人がもっとも学ぶのは
失敗した経験からだ。
うまくいっているときは、
その理由を分析することなどない。
しかし失敗すれば、
なぜ失敗したのか、
次からはどうすべきか、
子どもながらに考えるものだ。
また、価値あるアウトプットは
自分の血肉になったものからしか
出てこない。
同様に、価値あるお金の使い方は、
自分のリアルな経験からしか学べない。
失敗を恐れず、
いろんなことに挑戦して、
そこからお金の使い方を習得して
豊かな人生につなげてほしい。 完
今日一日の人生を大切に!
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