時代の終わりと始まり vol.496

 

◇ まもなく「平成」の時代が終わり、

    新しい元号の時代が始まろうとしている。

 

西暦に対して、

和暦とも呼ばれる元号の始まりは、

 

飛鳥時代の孝徳天皇の御代

「大化」まで遡る。

 

◇ 最初の元号である「大化」

    制定されて以降、

 

これまで二百四十七の元号が

制定されてきた。

 

明治以降は、皇位を継承する際にのみ、

改元することが定められた。

 

◇ 一方、明治以前には、

   天災や飢饉、疫病や彗星の出現など、

 

不吉な出来事があった際にも、

たびたび改元されている。

 

◇ 元号は、特定の時代を表わす呼称として、

    日本の歴史に深く根付いている。

 

「応仁の乱」「明治維新」などの

歴史的な出来事や

 

「天平文化」「元禄文化」など、

その時代の文化や思潮を表わす

呼称として欠かせないものだ。

 

「平らかに成る」

    という意味の「平成」には、

 

平和が達成されるという

願いが込められていた。

 

たしかに戦争なかったが、

金融や自然災害で

大きく揺れた時代でもあった。

 

◇ 首相談話によると、新しい元号は、

 

「人々が美しく心を寄せ合う中で、

                      文化が生まれ育つ」

 

という意味が込められているという。

 

新しい元号の時代を

夢と希望を持って迎えたい。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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