必殺営業トーク!「ねぇ、奥様、お願いしますよ」②   vol.40

◇ Yさんは、横領の容疑で警察や検察から

    取調べを受けた経験があります。

 

人間なんて弱いもので、同じ詰問を何十回、

    何百回と、延々と繰り返されれると、

    腹立ちや反発など いろいろなことを

      頭の中で考えるけれど、

    一定の時間が過ぎれば、

 あとは もうどうでもいい と思うようになる。

   ただ煩わしさだけから  早く逃れたい、

   解放されてたい で 頭がいっぱいになる。

   そうなれば、不本意ながらも 相手の言うことに

   根負けして、どうにでもなれ! と、

   OKしてしまうものなんですよ」

 

◇ 実は、これが冤罪の温床になるわけです。

 

   人は同じことを  何度も、何度も  

   繰り返し  繰り返し  言われ続けると

   だんだんと、自身の記憶さえも

   書き換わっていきます。

 

   これは行動科学の分野では、

   すでに実証されている事実でもあるのです。

 

◇ Yさんは、セールスマンになって

   訪問を始めたとき、

  いろんなトークを駆使するよりも

  検察に同じことを、何度も 何度も

  責めに 責められた ことを思い出し、

  検察の民間版をやってやろうと

  思ったのです

 

 ここが Yさんの素晴らしいところ。

 どんな逆境にいても学ぶことはできます。

 

 Yさんの端正で優しい風貌とは裏腹に、

 厳しい経験から得たテクニックの

 原点は、ここにあったのです。

 

 実は、Yさんのすごいところは

 これだけではありません。

 

◇ Yさんは少々でも成績を上げ、

   お金が手元に20万ばかりできると、

   会社からいなくなります。

   どこに行くのか?

     「競艇場」に行きます。

 

そして一つのレースにあり金すべてを賭ける。

 

   そして大抵、 負けて すぐ帰ってきますが

         たまに  ほんとに たまに 

 どんぴしゃ当たる! ことがあります。

 

 当たった場合は、数百万単位の金になります。

 

 ここからが Yさんならではの

 「圧巻のパフォーマンス」です。

 

 部長に電話して一週間から三週間 

 会社を休むと伝える。

 

 そしておわびの印として、30万円を

 この部長に送金する。

 

 送られた部長は、セールスマンの人事権を

 握っている男です。

 

 もちろん30万円は黙って懐に入れる。

 

 その後 Yさんは、毎日、毎日  競艇場通い。

 

 そしてお金が尽きれば、会社にゆうゆうと戻り、

 セールスマン活動を再開する。

 

    そして  また

 「ねぇ、奥様、お願いしますよ」

 の繰り返しが    延々と始まるのです。

     延々に…   繰り返されるのです。

 

◇ 営業をされている皆さん、

    困った時には、

   ぜひこの話法を使ってみてください!

 

   あなたも間違いなく 

  トップセールスマンになれます。

 

<今日の名言>

    日帰りで 行ってみたいな 天国に

*今日一日の人生を大切に!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください