◇ MIT メディアラボが提唱した、
AI 時代にもとめられる9つの基本原則が
大変勉強になります。
MIT メディアラボの所長である
伊藤穣一氏については、
ご存知の方も多いかもしれません。
◇ MIT メディアラボは、
「Inventing a better future」をテーマに、
テクノロジー、マルチメディア、
デザインの統合に関する研究を
様々な角度から実践しています。
世界のトップ頭脳が学ぶ
マサチューセッツ工科大学(MIT)
の中でも注目を集めている研究所です。
◇そのMITメディアラボが
AI時代にもとめられる
9つの基本原則を提唱しました。
つまり、現代のAI時代には
このような考え方をしなさいということです。
◇ では、伊藤氏が挙げていた、
「AI時代の9つの考え方」を紹介します。
・Resilience over Strength
(強さよりも立ち直る力)
・Pull over Push
(押す力よりも引き寄せる力)
・Risk over Safety
(安全・無難よりもリスクを取る)
・Systems over Objects
(単体よりもシステム)
・Compasses over Maps
(地図よりもコンパス)
・Practice over Theory
(理論よりも実践)
・Disobedience over Compliance
(服従・順守よりも不服従・反抗)
・Emergence over Authority
(権威よりも現場)
・Learning over Education
(教育よりも学び)
◇ AI以降、世の中は常に変化し続け、
より複雑化しており、
「正解がない世界」に突入している。
したがって、従来のような
「先生から学ぶ」「学校に行って学ぶ」
そういった形では限界がきている。
それぞれ個人の興味・関心を軸に 自ら学ぶ、
そして興味・関心のある仲間同士という
ネットワークの中で互いに教え合い、
価値を高め続ける、そんな動き方が出来る人材
が必要不可になるそうです。
◇変化し続ける、スピードの早い世界では、
すぐに書き換わってしまう「地図」は
もう役に立たない。
地図がないと動けない人よりも、
コンパスを手に自ら動ける人の方が
価値を出せる。
なるほど なるほど という感じです。
すでに「地図」にたよる時代では
ないとないということです。
◇これらの考え方は、
トーマス・フリードマンが提唱した、
「フラット化した世界」の考え方と
なんとなくよく似ています。
これらの押し寄せる変化は、
ビジネスだけでなく
あらゆるものに普及していきます。
個人、コミュニティ、企業の枠組み
を超えて、いかに組織化するか。
そして、そうしたさまざまな
アイデンティティの釣り合いを
どうとるのか。
そんなことが求められる時代が、
すぐそこに来ているようです。
これからは、
「グローバリゼーション3.0」
を生き抜く力を身につけなければならない
と強く感じました。
そのためのキーワードは
「実践的学び」 「素早い行動」「リスクを負う」
「ネットワークの有効活用 」
ということです。
トンビも この 4つのキーワードを
念頭に置いて、自ら学び続けます。
<今日の名言>
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いくらでも 気のすむまで
泣いたらいいんだよ
by 寅さん
*今日一日の人生を大切に!
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