◇ 秋も深まり、
紅葉が美しい季節となった。
「金色夜叉」などで知られる
明治期の小説家・尾崎紅葉は、
本名を徳太郎という。
「紅葉」という筆名は、
誕生の地である東京都港区・増上寺の
紅葉山にちなんだものだ。
そしてその紅葉の季節に、
35歳の若さでこの世を去った。
「いくらこっちで力んだって、
天気と疑いばかりは先方から晴れるものだ」
これは 尾崎紅葉 が残した言葉である。
天気や気候は、自分の力では
どうすることもできない。
またこの先のことをあれこれ
心配してもどうにもならない。
尾崎紅葉の言葉は、
結果は自ずと出てくることを教えている。
◇ 結果に心を奪われ、
取越し苦労をしても、
仕事は前に進まない。
結果を考えすぎるのは、
それだけ「今」を疎かににすることになる。
自分ではどうにもならないことに心煩うより、
「結果は天の領分」との自覚を持って、
今やるべきことに集中して取り組みたいものだ。
<今日の名言>
人生は気球に似ている。
高く上がるためには、荷物を降ろして
上昇を妨げるものを捨てなければならない。
「人生を変えるレッスン」ラファエル・ジョルダノ より
*何かを得るためには何かを捨てなければなりません。
今日一日の人生を大切に!
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