「パレードの法則」で仕事と人生を豊かにすべし -第4回-  vol.23

いよいよ核心部分に迫ります!

 

「ビジネスへの活かし方」について

をもう少し詳しく説明します。

パレードの法則をビジネスに応用するとき

その最大の目的は、

 

「できるだけ少ない資産と努力で、

                   最大の利益を上げること」 

 

  にあります。 

 

つまり

「効率を上げることを最大の目的」

としているということです。

 

◇パレードの法則のいち早く注目して、

それを取り入れて大成功した

企業がIBMです。

 

IBMはコンピュターを使う時間の

約80%が、全機能の約20%に

集中していることに気づきました。

 

そこでただちに、頻繁に使われる20%の

機能がユーザにとって使いやすくなるように、

オペレーティングシステムを書き換えました。

 

これによりIBMのコンピュターが

飛躍的に伸びることになりました。

 

アップル、マイクロソフト等、世界の

一流企業もこのパレードの法則を活かして、

使い勝手をよくして、シェアを広げました。

 

この法則を利用しているのは、

コンピュター関連会社だけではありません。

 

一流企業のマーケティングや企画を

やっている部門はすべてこの法則を

取り入れています。

 

◇またこの法則は、

数少ない商品に的を絞るが重要なのと同様に、

数少ない儲かる顧客に的を絞ることも重要で

あるということを、教えています。 

 

例えば、 

「会社の80%の営業収益は、

           20%のお客さまから生まれる」

 

この20%のお客さまが誰かを把握して、

そのニーズに全力で対応することが大事

ということになります。

 

あまねく公平では、利益はでません。

 

公的な機関であればこれでいいのですが、

 

利益を重視するのであれば、

100%の顧客に集中するより、

核となる20%のお客さまに集中すること。

 

核となる20%の顧客に集中し、

その20%の顧客のニーズを

満たすことに重点を置く。

 

最良の20%の顧客に

時間の80%を使うようにすること。

 

重要なのは一部の顧客であり、

大半の顧客ではないということになります。

 

◇成功している企業はどこもみな、

この単純な原則を肝に銘じています。

 

そして、この法則はもちろん

「社員育成」にも大いに利用されています。

 

<今日の格言>

「上位20%の社員に経営資源を投入すること」

        →「上位20%をさらに伸ばすこと」 

                                                                          つづく

*今日一日の人生を大切に!

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