坂の上の坂②    vol.1105

老後」

  20年、30年と長々続く。

 

 場合によっては、

 40年続くこともありうる。

 

 それは、これまで

 一生懸命に仕事をしてきた時間と

 ほとんど同じぐらいあるということだ。

 

◇ そんな状況の中で、

  50代からの “3 0年〜40年”

  どう過ごすのか。

 

 筆者は、「坂の上の坂」

 上るには、

 

 そのための準備」が、

 

そして「新たな心構え」が、

 

必要ではないかと、問いかける。

 

◇ 実際のところ

 「坂の上の坂」世代では、

 

 「人生は大きく

  二分されていくに違いない」

 

 と想像できる。

 

これからやってくる

「坂」の存在に、

いち早く気づいて準備を始め、

 

50代から「上り坂」を歩む人

 

残念ながら、

ひたすら「下り坂」を歩む人 とに、

 

二分される。

 

◇ もっと言ってしまえば、

 

 ますます

 「上り調子になる人」と、

 

 前の世代そのままの

 人生の価値観に支配され、

 

 惰性のまま生き続けて

 「落ち目」を迎え、

 

「寂しく死んで行く人」とに

 分かれてしまうということだ。

 

◇ 会社の管理者が

 「坂の上の坂」

   迎える頃には、

 

 すでにその会社から

 離れている。

 

そうなると今まで築いてきた

会社というコミュニティには、

 

「自分の居場所は

  ない可能性が高い」

 

 ということになる。

 

今まで勤めてきた

会社を離れると同時に、

 

糸の切れた凧にような

状態となり、

 

家族の中で誰よりも

数多く来ていた年賀状が、

 

一気に減ってしまうことも

あるだろう。

 

これは定年後の会社員にとっては、

かなりショックのようだ。

 

会社以外のコミュニティーを

早めに探しておく必要がある。

           つづく

 

<今日の名言>

あなたが必要とするすべてのものは、
すでにあなたの内にあります。

自分が持っている力を、
考えなくてはならないのはただひとつ、

どのようにして正しく使うか、なのです。

                ウォレス・ワトルズ(作家)

 

*あらゆる力がすでに備わっています。
 あとはどう使うかです。

 

今日一日の人生を大切に!

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