◇「老後」が
20年、30年と長々続く。
場合によっては、
40年続くこともありうる。
それは、これまで
一生懸命に仕事をしてきた時間と
ほとんど同じぐらいあるということだ。
◇ そんな状況の中で、
50代からの “3 0年〜40年” を
どう過ごすのか。
筆者は、「坂の上の坂」を
上るには、
「そのための準備」が、
そして「新たな心構え」が、
必要ではないかと、問いかける。
◇ 実際のところ
「坂の上の坂」世代では、
「人生は大きく
二分されていくに違いない」
と想像できる。
これからやってくる
「坂」の存在に、
いち早く気づいて準備を始め、
50代から「上り坂」を歩む人と
残念ながら、
ひたすら「下り坂」を歩む人 とに、
二分される。
◇ もっと言ってしまえば、
ますます
「上り調子になる人」と、
前の世代そのままの
人生の価値観に支配され、
惰性のまま生き続けて
「落ち目」を迎え、
「寂しく死んで行く人」とに
分かれてしまうということだ。
◇ 会社の管理者が
「坂の上の坂」を
迎える頃には、
すでにその会社から
離れている。
そうなると今まで築いてきた
会社というコミュニティには、
「自分の居場所は
ない可能性が高い」
ということになる。
今まで勤めてきた
会社を離れると同時に、
糸の切れた凧にような
状態となり、
家族の中で誰よりも
数多く来ていた年賀状が、
一気に減ってしまうことも
あるだろう。
これは定年後の会社員にとっては、
かなりショックのようだ。
会社以外のコミュニティーを
早めに探しておく必要がある。
つづく
<今日の名言>
あなたが必要とするすべてのものは、
すでにあなたの内にあります。
自分が持っている力を、
考えなくてはならないのはただひとつ、
どのようにして正しく使うか、なのです。
ウォレス・ワトルズ(作家)
*あらゆる力がすでに備わっています。
あとはどう使うかです。
今日一日の人生を大切に!
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