◇ 2013年5月23日
午前9時、
私は世界の最高峰エベレスト
頂上に立った。
70歳、75歳の時に続いて、
80歳にして三度目のエベレスト登頂。
何ともいえない最高の気分だった。
◇ 60歳、65歳という年齢は、
会社員にとっては定年の時期だ。
その時に、
「俺も年をとった。後は余生だ」と
諦めれば、
人生は下がるばかりだ!
だが、
「よし!これから
新しいことに挑戦しよう」
と考えれば、
まだまだ上がっていけるのである。
◇ 人生、上がるか下がるか!?
それは、それぞれの人の
心の持ち方ひとつだ。
常に目標を持ち、
目標の達成に向かって行動していく
前向きの意欲があれば、
最後の最後まで
上がり続けることができる。
元気であるかどうかは、
年齢で決まるものではなく、
捉え方、感じ方の問題と
考えていいのではないか。
◇ 私は「人生はいつも今からだ」
という生き方を信条としている。
そう考えれば、今のレベルから
またステップアップできる。
積極的な生き方をするかどうかは
年齢とは全く関係がない。
◇ 目標を立てると、
毎日の暮らしが生き生きしてくる。
結局、老化とは
踊り場のようなもので、
その時々にしつかり自分の目標が
あるかないかによって、
上がるか下がるかが決まる。
目標がなければ、
観面(てきめん)に老化の一途をたどる。
だから常に目標を持って、
チャレンジしていく。
それが、
心身を若々しく保つ秘訣である。
夢の力というものは不思議なもので
人生にすごく大きな力を与えてくれる。
三浦雄一郎
人生においてもやはり目標が
必要だ。
あなたのエベレストをぜひ探して欲しい。
人生は一度きり、次はない。
今日一日の人生を大切に!
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