リスペクトの心得 vol.1033

ビジネスを成功させるには

 【関わる人からリスペクト】

  されなければならない。

 

 とはいえ、もちろん

 「全人格的なリスペクト」

 を求めているわけではない。

 

そこまでハードルを上げたら、

トンビなど、

 

死ぬまで結果を

残せぬことになってしまう。

 

ここで言う「リスペクト」は、

  当人丸ごとに対しての尊敬を

  求めるものでは決してなく、

 

 あくまで

 

 【ある特定の能力や

  知見に対するリスペクト】

 

 という意味で用いている。

 

極論いうと、

  たとえ人格が破綻していても、

 

 【ある特定の分野において

  他の追随を許さぬ、

  圧倒的な成果を出せる能力】

 

 があればいい。

 

たとえ、

他のあらゆる面について

評価できるところはなくとも、

 

彼(彼女)の専門における

知見だけは認めざるを得ない、と

 

周囲の人が認識してくれれば、

一定の成果を残すことはできる。

 

性格や生活の破綻した、

  しかし大きな業績を上げた、

 

 そんな経営者や芸術家や小説家を

 幾人か、あるいは幾人も、

 あなたは挙げることができると思うが、

 

   そういうこと。

 

もちろん、

 それが幸せにつながるかどうかは

 別問題ではあるが、

 

 こと、成果、業績を上げる、

 という一点においては、

 決して全面的でなくてもいいが、

 

 【自身が専門とする分野における

  他者からのリスペクト獲得】は、

 

もちろんあったほうがい。

 

村田清風の狂歌にある

 

 「来て見れば 聞くより低し

         富士の山」

 

 ではないが、

 

 「近づくにしたがって

        なんじゃこりゃ」

 

 となることは往々にしてあるもの。

 

 それが人間という生き物。

 

それゆえ、

 

「誰かに近づく側としては

 過度な期待はせぬが吉」

 

「誰かに近づかれる可能性のある側は

 過度な期待を持たせぬが吉」

 

 ということになる。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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