昭和天皇     vol.952

 

降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ 

松ぞ雄々しき 人もかくあれ

           昭和天皇

 

◇ 日本が焦土化し、

  全国民が敗戦に

  打ちひしがれているとき、

 

おそらく皇居の松を見ながら

詠まれたのでしょう。

 

◇ 戦後間もない頃の話だ。

 

  御座所の庭に草が生い茂っていた。

 侍従が陛下に

 

「雑草はまもまく刈り取りますので・・・」

 

        とお詫びを言った。

 

それに対し、

陛下はこのように答えられた。

 

何を言っているんでしょう。

 

雑草という草はないのですよ。

 

どの草にも名前があるんです。

 

そしてどの植物にも名前があって、

それぞれ自分の好きな場所を選んで

生を営んでいるんです。

 

 人間の一方的な考えで、

これを切って掃除してはいけません。

 

と言われた。

 

◇ 人間関係も同じだ。

 

排他的になるのではなく、

お互いの個性を認めあい,

 

ひとりひとりの個性が輝くような、

そんな温もりのある職場や社会にしたい。

 

しかしこれがなかなか難しい・・・・

 

<今日の名言>

勝つと思えば負ける。

負けると思えばなお負ける。 

   中村清(早大元監督)

 

*瀬古氏を指導した名伯楽の言葉には
   独特の重みがあります。
 やはり無心が一番いいのかもしれません。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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