降り積もる深雪(みゆき)に耐えて色変えぬ
松ぞ雄々しき 人もかくあれ
昭和天皇
◇ 日本が焦土化し、
全国民が敗戦に
打ちひしがれているとき、
おそらく皇居の松を見ながら
詠まれたのでしょう。
◇ 戦後間もない頃の話だ。
御座所の庭に草が生い茂っていた。
侍従が陛下に
「雑草はまもまく刈り取りますので・・・」
とお詫びを言った。
それに対し、
陛下はこのように答えられた。
何を言っているんでしょう。
雑草という草はないのですよ。
どの草にも名前があるんです。
そしてどの植物にも名前があって、
それぞれ自分の好きな場所を選んで
生を営んでいるんです。
人間の一方的な考えで、
これを切って掃除してはいけません。
と言われた。
◇ 人間関係も同じだ。
排他的になるのではなく、
お互いの個性を認めあい,
ひとりひとりの個性が輝くような、
そんな温もりのある職場や社会にしたい。
しかしこれがなかなか難しい・・・・
<今日の名言>
勝つと思えば負ける。
負けると思えばなお負ける。
中村清(早大元監督)
*瀬古氏を指導した名伯楽の言葉には
独特の重みがあります。
やはり無心が一番いいのかもしれません。
今日一日の人生を大切に!
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