コロナ禍の良好な人間関係の重要性 ③        vol.941

トンビは、

 

「多様性を持つコミュニティ

   (ネットワーク)づくり」

 

 についてを考えるとき、

 いつもこの故事を思い出す。

 

予測できない環境変化が起きたとき、

誰が、どのような形で助けてくれるのか、

 

わかったものではない。

 

孟嘗君には数千人に及ぶ

 食客がいたそうだが、

 

 先に紹介した通り、

 中には

「盗みのプロフェッショナル」

 

「ニワトリの鳴き声だけが取り柄の男」

 

もいたわけだ。

 

まさか孟嘗君も、

 

こうした人たちに命を助けられるとは

思ってもみなかっただろうが、

 

そんな人たちも含めて食客として

養っていたというのは、

 

まさに「無用の用」と

思わずにはいられない。

 

今の時代、

 「何千人もの食客」

  なんてものに現実味はないが、

 

 これを

 

 「何千人もの人との、

    緩やかなつながり」

 

と捉え直してみると

現実味を帯びてくる。

 

こうしてつながっている方々から、

今、行っていることについての

アドバイスや協力をいただくこともあれば、

お客様になってくださる方もいる。

 

つまり

 【良好な人間関係の

           プラットフォーム】

 を作るために、

 

 莫大な時間&体力&認知資源を

 投資してきたということになる。

 

そしてそれが、

 

万一の際の互いの命綱となるということを

肝に銘じなければならないということである。

 

コロナ禍の時代、

 

そういった関係性が

いっそう重要度を増しているような気がする。

                                             完

 

 

今日一日の人生を大切に!

 

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