取り返せないもの 「時の記念日」    vol.774

610日は「時の記念日」

    1920年、当時の生活改善同盟会により、

 

     日本で初めて時計装置が使われた日を

     記念して制定された。

 

その起源は「日本書紀」まで遡る。

 

 漏尅(ろこく)を新しき台に置く。

   始めて候時(とき)を打つ。

   鐘鼓(かねつづみ)をとどろかす。

   始めて漏尅を用いる。

 

天智天皇の設置した水時計が

初めて鐘を打った日が、

 

現在の暦では610日に

あたることに由来している。

 

アメリカの政治家、

 ベンジャミン・フランクリンが遺した

 「時は金なり」は、

 

時間の貴重さを伝える有名な言葉だ。

 

人生という長いスパンで考えた時、

「時は、命そのもの」とも捉えられる。

 

人生とは、瞬間、瞬間の集合体だ。

 

ひとつの瞬間とは、日常、

私たちが取る判断や

それに基づく行動により成り立っている。

 

勇気を出して一歩踏み出すのも自分、

怖れや憂いを抱いて後退するのも自分。

 

時イコール命を無駄にしないためにも、

まずは後戻りできない今日一日に集中して、

精一杯生きよう。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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