米中貿易戦争は「5G」によりさらに悪化する ⑤        vol.686

このようにアメリカは不利な点が多く、

   採算ラインには乗りにくい

mmWave

  使わざるを得ない状況にある。

 

では、中国はもちろんsub-6

統一されているものの、

他の国々はどのような状況なのだろうか?

 

この国防総省の報告書では、

5Gの導入準備が進んでいる

日本と韓国を中心に、

他の国々の対応状況を掲載している。

 

それによると、以下のようになっている。

 

<中国>

IT製造大手の「ファーウェイ」と

国有企業の「ZTE」は、

2020年の5Gの本格的な商用利用を前に、

sub-6」のインフラの構築を急いでいる。

 

すでに35万本のアンテナを設置した。

 

これはアメリカの10倍である。

 

また、「チャイナ・モバイル」、

         「チャイナ・テレコム」、

          「チャイナ・ユニコム」

の大手3社のキャリアも、

 

sub-6」の5Gのサービス開始に向けて

準備している。

 

またファーウェイは、

すでに1万台の「sub-6」の

基地局を海外に輸出した。

 

これからさらに増大する見込みだ。

 

<韓国>

中国に次いで5Gの開発を

急いでいる韓国は、

 

「科学技術情報通信部」によって

mmWave」と「sub-6」の両帯域

SK・テレコム」、「KT・コープ」、

LG・ユープラス」の3大キャリアに

オークションに出された。

 

韓国の企業はアメリカの「ベライゾン」と

ATT」と協力関係にあるため、

 

mmWave」の採用を決定すると

見られていたが、実はそうではない。

 

韓国はリスクを分散するため、

mmWavesub-6

両帯域の可能性を追求している。

 

事実「サムスン」は、

mmWavesub-6

両方に対応可能な

スマホの機種を開発している。

 

<日本>

中国、アメリカ、韓国に次いで

開発が行われているのが日本だ。

 

日本では、mmWave

sub-6のどちらの帯域でも,

 

割り当てやオークションは

まだ行われていない。

 

しかし「総務省」は、

人口密集地ではmmWaveを使い、

 

人口が比較的に希薄な郊外や地方では

sub-6を導入する方向で検討している。

 

日本は、2020年のオリンピックを

5G導入の大きな契機にする計画だ。

 

いま「NTTドコモ」、「KDDI」、

「ソフトバンク」のキャリアは、

5Gのテストを行っている。

 

<その他の世界の地域>

中国、アメリカ、韓国、

日本の後に続く国々が

ドイツ、フランス、イギリスである。

 

さらにその後には、シンガポールとロシア、

そしてカナダが続いている。

 

トランプ政権は同盟国に「ファーウェイ」の

通信システムや製品をボイコットするように

圧力をかけているが、

 

イギリスとドイツは

sub-6」の「ファーウェイ」の機器を

5Gで使う方向に動いている。

 

その他の国々はまだ様子見の状態で、

明確な方針はない。

 

世界の5Gの主流が決まると、

それにしたがうことになるだろう。

 

いまのところ5Gをリードしているのは

中国なので、

中国のsub-6が主流になるだろう。

 

これを見ると分かるように、

  韓国も日本もmmWave

  「sub-6の二股をかけ、

 

どちらにでも対応可能な状態を

目指している。

 

EUや中国の「一帯一路」の国々、

また中国の進出が加速している

アフリカなどは、

 

中国の「sub-6」と「ファーウェイ」の

設備や機器が制することになるだろう。

 

カバーするエリアが非常に狭い

mmWaveに固執するアメリカは、

 

こうした世界の潮流から孤立し、

ガラパゴス化することだろう。

           つづく

 

今日一日の人生を大切に!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください