改元がトリガーとなり経済危機を引き起こす ② vol.504

 

◇ そしてこの平成元年になって

   初めて消費税が導入されていることを

    記憶にない方が意外に多い。

 

実は平成がこの税制の始まりだったのだ。

 

もちろん改元が不吉な金融市場の

問題を起こす元凶であると

言っているわけではない。

 

ただ、時代の変化の節目に金融市場でも

不測の事態が起きているということは、

記憶にとどめておいたほうがいい。

 

◇ 今回の新しい元号の施行が、

    昭和・平成と同様に何か大きな変化を

    もたらすことになるのかどうか、

 

それはまったくわからない。

 

しかし、リーマン・ショックから

ちょうど11年目に入る今年、

 

しかも消費税率を10%に

予定通り上げようとしている

このタイミングで、

 

不吉な事象が発生しないことを切に願いたい。

 

◇ さらにこの心配に加えて、

    時の政権がどれだけ譲歩して

    評価してみてもかなりおかしな方向に

    向かっているのもまた事実である。

 

とくに経済・金融政策については、

 

「本当に今のままでいいのか」

 

という強い疑問が顕在化しつつある。

 

改元が金融危機のアノマリーと

言い切るには前例が少なすぎるが、

 

ちょうど昭和も平成もその節目に

金融危機が訪れているのは事実である。

 

これが単なる偶然なのか、

より深いものがあるのかどうかはわからない。

 

気をつけるに越したことはない時期

といってもいいのではないだろうか。

 

世界的にも経済の減速感が強まっており、

とにかくこの時期を注意深く

過ごしていくという用心深さを

発揮しても悪いことはなさそうだ。

 

◇ 安倍政権はこの改元で、

    なぜか支持率が上昇している。

 

しかし、改元後半年以内に

政権が崩壊するというのもアノマリーであり、

 

無理やり消費税増税をして

お仕舞いになる可能性も十分に考えられる。

 

安倍政権が終了したタイミングで

金融市場で暴落が起きることは考えにくいが、

 

アベノミクス終了となれば、

さらに株式市場に海外投資家が

入ってこなくなることはありうる。

 

元号が変わったことだけから

妄想しすぎの感もあるが、

 

とにかく注意するに越したことはないのが

足元の状況だ。      完

 

 

今日一日の人生を大切に!

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