◇ 人は誰しも眠らなければ生きていけない。
徹夜作業や極端な睡眠不足は、
ストレスのもとになり、
健康にも大きな影響を及ぼす。
しかし
「自分は6時間寝ているから大丈夫」
と思う人は多い。
実は睡眠がわずかに足らなかった場合は、
その影響はじわじわと
本人が自覚しないうちに蓄積される。
◇ アメリカのペンシルベニア大学の
研究チームは、
「6時間睡眠を2週間続けた脳の注意力や
集中力は二晩徹夜した状態とほぼ同じ」
だと発表した。
研究者たちは、こうしたわずかな寝不足の 蓄積を
「睡眠負債」 と名付けて、
健康寿命増進のために、
その解消を呼びかけている。
◇この実験結果は、より良い仕事をするために、
日々の睡眠を見直すきっかけになるだろう。
ちょっとした寝不足が、
いつのまにか蓄積して、
業務に不可欠な注意力や集中力に
影響を及ぼしているかもしれない。
必要な睡眠時間は人によって個人差があるが、
「最近集中力が欠ける」と思った時は、
自分の睡眠時間を見直してみてはどうだろうか。
睡眠負債も雪だるま式に増えるので、
注意が必要だ。
<今日の名言>
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、
それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には「種(タネ)」なのだ。
フリードリヒ・ニーチェ
※タネさえあれば次につなげる可能性がある。
今日一日の人生を大切に!
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