◇ 久し振りにドラッカーの登場です。
P・F・ドラッカーさんは非常に偉い人で
常に歴史を意識し、時代の大きな潮流の中で、
国家や社会経済について洞察を
続けた経営学者です。
東西冷戦、高齢化問題、知識社会の
到来を数十年前に予見し、
さらにそうしたことをベースに、
企業と人との関係はいかにあるべきかを
考え抜いてきた人です。
これだけ聞いただけでもすごいなと思いませんか。
◇ 先日、トンビ の友達からメールをもらい、
「トンビさん ! 仕事からスタートしないで、
時間からスタートするとはどういうこと?」
という質問を受けました。
早速、天国のドラッカーさんに尋ねてみました。
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成果をあげられものは、仕事からスタートしない。
時間からスタートする。
計画からもスタートしない。
時間が、何にとらわれているかを
明らかにすることからスタートする。
次に時間を管理すべく、
時間に対する非生産的な要求を退ける。
そして、最後にそうして得られた
自由になる時間を大きくまとめる。
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ドラッカーさんは、自由になる時間をまとめ、
そして
「最も意味のある、重要なことは何かという
観点から、その時間を集中的に使いなさい」
と言っています。
つまり、「選択と集中」 です。
「この集中こそ、時間や仕事の従者と
なることなく、それらの主人に
なるための唯一の方法である」
時間に使われることなく、
時間をコントロールすること。
そしてさらに 仕事において大事なことは
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弱みを最小限に抑えることではなく、
強みを最大限に発揮させることである。
知識労働者のほとんどが、自らを
マネジメントしなければならなくなる。
自らを最も貢献できるところに位置づけ、
つねに成長していかなければならない。
自ら未来をつくることにはリスクが伴う。
しかしながら、自ら未来を作ろうと
しないほうが、リスクは大きい。
第二の人生を持つには、一つだけ条件がある。
本格的に踏み切る はるか前から、
助走していなければならない。
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なるほど、未来の充実した老後のためには、
今から助走しなければならないということです。
*今日一日の人生を大切に!
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