場の力    vol.1096

「ある一定の(思想)傾向を

  持つ人たちを

  一つのところに集め、

 

  会話をさせると、

 

  その意見は先鋭化していく」

 

そんな話を聞いたことがある。

 

保守寄りの人は、より極端な保守に。

 

革新寄りの人は、より極端な革新に。

 

リスク志向の人は、

よりリスクを求め、

 

安全志向の人は、

より尚い安全性を求め、

 

ということになる。

 

トンビも、

 なんとなくわかるような気がする。

 

 この法則が、一定の再現性を持つ

 原理原則とするならば、

 

 この法則をうまく活用することで、

 

 然るべき成果を

 享受できるような気がする。

 

つまり、未来を肯定し、

 

行動する人たち同士で集い、

 

積極的な会話を行うことによって、

 

それまで以上に、

未来を肯定し、行動する、

 

そんな人間になれることが期待される。

 

ある場にいる人同士、

相乗効果によって、

 

どんどん先鋭化していく。

 

しかしこれは時に怖い面もある。

 

たとえば思想が極端に偏り、

 「テロリストが生まれる」、

  といったことなど。

 

 一人でテロを起こすことはなくても、

 

 集団になると、

 集団心理が働くのも想像できる。

 

このような負の先鋭化については

十分に注意する必要があるが、

 

うまく活用することができれば、

組織を大きく作り替えられることになる。

 

たとえば、

 社内のさまざまなの研修でも、

 

「ある程度高いレベル」に絞って

 実施した方が、

 

より大きな効果に

つながるような気がする。

 

特に最近、

この効果の力(=場の力)が、

 

想像していた以上に

強大であることに気づいて、

 

より、ますますその思いが

強くなってきている。

 

<今日の名言>

絶対に成功させようとか、
勝とうとか、そういう気概と執念がないと
成功しませんわ

        日本電産元社長 永守重信

 

*何事も気概と執念ですね。

 

今日一日の人生を大切に!

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