◇ 事故死の場合の
臓器移植に関する意志表示は、
多くの国で免許証に記載されている。
たとえば 2018年に
発表された記事によると、
オーストリアは100% に近い。
これに対して、隣国のドイツは
わずか12%である。
またスウェーデンは86%なのに、
同じ北欧のデンマークは44%である。
なぜ同じ北欧でこれほどの違いがでるのか?
それは、この重要な質問における形式、
フレーミング効果が原因なのである。
つまり提供に同意する率の高い国では、
提供したくない人は所定の場所に
チックマークを入れなければならない。
・・・・オプトアウト方式
これをしない場合には、
提供の意志があるとみなされる。
一方、同意率の低い国では、
提供したい人が所定の欄に
チェックマークを入れなければならない。
・・・・オプトイン方式
これだけのことである。
市民をコントロールするのは簡単なこと。
臓器提供に同意するかどうかは、
チェック欄のディホルト設定が
どちらになっているかで
予想がつくということだ。
つづく
<今日の名言>
嵐の中で船から下りることが
できたとしたら、
誰一人として大海原を渡りきることは
なかっただろう
チャールズ・ケタリング(発明家)
*何事も退路を断って
背水の陣で臨む「覚悟」が必要。
今日一日の人生を大切に!
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