◇ これからは、
「真面目に働いたところで報われない」
というのが日本の常識になる。
隠居生活など幻想。
日本人は定年までしっかり働き、
定年退職したらあとは悠々自適の生活に
入るというのが理想でもあり、常識でもあった。
しかし、それは幻想にしか過ぎない。
政府は定年をどんどん
引き上げようとしているし、
さらに年金だけでは足りないので
2,000万円用意しろと
言っている状況である。
さらに、そうは言っても
貯められない人が多いから、
高齢者の生活保護受給者が激増している。
社会保障費は、
年金や医療費の支払いが
必要だから増えるだけでなく、
食べていけなくなった高齢者の
保護のためにも必要になる。
社会保障費の増大は
高齢化社会の中では決して止められない。
そのため、日本政府は必死になって
インフレを起こそうとし、
年金を引き下げ、受給年齢を引き上げ、
医療費の自己負担も上げた。
そして、財源確保のために
2019年10月には消費税を引き上げた。
◇ 富裕層や優良企業は
タックスヘイブンで、
資産隠蔽をして税金を
まともに納めようとしない。
日本政府は取りやすい国民から
収奪するしかない。
企業に高額の税金をかけると
多国籍企業はすぐに「出て行く」ため、
出て行けない国民から
取るしかないと政府は考えている。
だから、政府は消費税という網を
国民に投げたのである。
◇ 政府は国民が義務化されている
国民年金を滞納したら、
特別催告状をばんばん送りつけて、
それでも払わない国民からは
容赦なく差し押さえていく。
預金通帳も、車も、
何もかも差し押さえる。
国民年金を払わないのは
強欲な金持ちよりも、
むしろ払えない貧困層の方が多いのだが、
その貧困層からもむしり取るように
なけなしの貯金を「剥がす」のである。
つづく
今日一日の人生を大切に!
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