日韓の問題は存亡の危機にまで発展する ② vol.582

 

◇ 日本と争うだけでも韓国には

    危機的な負担となるが、

 

韓国はそれ以外の問題も

同時に数多く抱えている。

 

その1つが、トランプ政権による

WTO(世界貿易機関)への

韓国優遇停止勧告だ。

 

◇ WTOはいまだに韓国や中国を

   「発展途上国」として、

 

   特別に高率の輸入関税を認め、

   両国の経済を保護している。

 

これにトランプ大統領が噛みついた。

 

すでに世界でも有数の豊かな国になった

韓国や中国に対して、

 

「途上国特別待遇」は止めろ、

というもので、

 

WTOが止めなければ、

米国がこれに代わって韓国、中国の

関税を引き下げさせる、 と言っている。

 

◇ 韓国は自国の農業を守るために、

    輸入コメなどに500%以上の関税を

    課している。

 

こうした恵まれた環境が、

トランプ大統領によって崩されようとしている。

 

少なくとも米国は韓国・中国に対して

「もはや途上国特別待遇はしない」と言っている。

 

さらに韓国は、米国に支援を求めた際、

     トランプ政権から「踏み絵」を

    強要させられている。

 

つまり、韓国は最後には

 

中国をとるのか !

 

米国をとるのか !

 

の姿勢を問われている。

 

◇ 米国は中国と「新冷戦」

    展開しようとしている。

 

習近平国家主席とは、

個人的に「友人」であっても、

 

冷戦を戦う国であり、

 

韓国は,

 

中国の同盟国になりたいのか !

 

米国の同盟国に留まるのか !

 

態度をはっきり示せ、

 

と迫ったことになる。

 

できれば両方とうまく付き合いたい韓国には、

苦しい選択となる。

 

◇ そして最後のよりどころと見る

    北朝鮮が韓国の文大統領を

     裏切るリスクがある。

 

このところの北による

短距離ミサイルの発射実験は、

明らかに韓国への牽制と見られる。

 

北は米国の支援を得て、

北朝鮮主導の「新コリア」建設を

考えている模様で、

 

在韓米軍、並びにその家族は38度線から離れ、

ソウルよりも南に移動している。

 

◇ このような動きを見ていると、

    さらに在韓米軍が引き揚げた後に、

     北が南進し、

   半島を統一する可能性だって考えられる。

 

この場合、韓国は消滅することになり、

その場合は韓国からの移民難民が

日本に押し寄せる可能性も出てくる。

 

◇ 韓国は存亡の危機にあることを

    認識すれば、

    日本にケンカを売っている場合ではない。

 

日本も火遊びを続ければ

やけどを負いかねない。

 

◇ かつて日本に侵略されたとの

     怨念が強い韓国には、

 

これまでの非礼を顧みる余地は

ますますなくなり、

 

再び日本に侵略されるな、

悪いのは日本の侵略主義だと,

 

反日感情を高め、

国がまとまりつつある。

 

その間に、日韓には、

北朝鮮・中国・ロシアが

チャンスとばかりに両国を攻め込んでいる。

 

◇ 日本も東シナ海、北方領土が

    中ロに脅かされつつある。

 

外交交渉が通じないと、

GSOMIAの延長がなされない可能性もある。

 

そうなると東アジア地域の

安全保障がにわかに脅かされ、

日韓が共倒れするリスクが出てくる。

 

歴史認識問題を抱える両国に、

理性・道理での解決は容易ではない。

 

日本は落としどころを見つけつつ、

大人の対応が必要と思われる。

                                  

 

 

今日一日の人生を大切に!

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