「希望の同盟」以外に日本の進むべき道はない ③ vol.659

 

◇ 1022日、

    即位礼正殿の儀が行われた。

 

11か国の国王、50か国近い国の

大統領が参加した。

 

国王がこられなかった国は、

王太子を送った。

 

大統領がこられなかった国は、

副大統領を派遣した。

 

しかし、希望の同盟国アメリカは

ペンス副大統領が出席を取りやめ、

チャオ【運輸長官】が参加した。

 

アメリカは、露骨に

日本軽視を示すことで、

日本への憤りを表した。

 

しかし、問題は、

 

日本政府は

  そのことに気がついているのか

 

ということ。

 

その後も、安倍内閣は、

中国への接近をつづけている。

 

この行動が日米同盟を破壊する、

破滅的な間違いであることに

気がつかないのか  

 

◇ さらにいえば

    日ロ関係も悪化している。

 

理由は、日本政府が再び、

金儲けよりも領土問題の話を中心にしたためだ。

 

日ロ関係は複雑に見えるが、

実はシンプルな原則がある。

 

原則1領土の話をすると、
          日ロ関係は悪化する
           (
4島でも2島でも同じ)

 

原則2金儲けの話をすると、
          日ロ関係はよくなる

 

安倍総理は、昨年の11月から、

金儲けの話より「島返せ」の話を

重視するようになった。

 

それで日ロ関係は冷え込んできた。

 

ちなみにロシアから即位礼正殿の儀に

参加したのは、ウマハノフ上院副議長だ。

 

こちらも、日本軽視がはっきりしている。

 

そして日韓関係、これはいうまでもない。

 

◇ というわけで、日本は現在、

    日米、日ロ、日韓関係を悪化させている。

 

  これは、中国の思惑通りではないか。

 

中国の反日統一共同戦線戦略が

功を奏しているということだ。

 

特にアメリカとの関係を

悪化させていることは致命的だ。

 

◇ 今 日本は、アメリカを離れ、

 

100万人のウイグル人を

  強制収容所に閉じ込めている」

 

そんな中国に接近している。

 

1930年~40年でいえば、

 

「イギリスを離れ、

  ナチスドイツに接近している」

 

という史実と同じ状況だ。

 

◇ 安倍総理は2016年末までは、

   「偉大な宰相」として、

    歴史に名を残す可能性がとても高かった。

 

しかし、今、中国に接近することで、

「日本をまた敗戦させた残念な首相」

になろうとしている。

 

だが、今からでも

「偉大な首相」

 なることは可能だ。

 

中国を挑発する必要はないが、

もっとアメリカ重視の姿勢を示してほしい。

 

そして、「希望の同盟演説」は、

口だけでなかったことを証明してほしい。

 

安倍総理が言うように、

アメリカと日本は力を合わせれば、

もっといい世界になるのではなかろうか。

 

それしか日本には進む道はない。

                                   

 

 

今日一日の人生を大切に!

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