トンビの2050年未来予想図 vol.529

 

2050

技術は私たちの生活や価値観を

どのように変えているのだろうか。

 

新聞の記事を織り交ぜながら

これから50年の未来予想を描いてみた。

 

  20202030

 

◇ 2023年以降、

    カーシェアサービスによって

 

    世界販売台数の約2%に相当する

    200万台 規模の新車需要が消える。

 

◇ 2030年までに完全自動翻訳機が

   普及する見通し。(情報通信研究機構)

 

まわりは国籍もわからない外国人だらけ。

 

トンビもみんなも完全自動翻訳機能が入った

極小チップを耳に埋め込んでいる。

 

怒ったり喜んだり、

ことば以外で気持ちを伝えるのは難しいが、

 

脳の電気信号を読み取ってお互いの感情が分かる

マイクロチップも発売される。

 

20302040

 

◇ 2035年、日本の労働人口の

   49%がAIやロボットに代替可能になる。 
        (英オックスフォード大)

 

特定のタスクではなく、

あらゆる目的・課題に対応できる

汎用人工知能(AGI)は

20302050年に普及する。
(ドワンゴ人工知能研究所)

 

20402050

 

◇ 1000ドルのコンピューターの

     データ処理速度は、

 

     2045年に全人類に匹敵する

     能力を持つまでになる。

 

AIやロボットが仕事の半分以上を

代替する結果、

 

人の仕事は思いっきり減って、

娯楽や余暇が生活の大部分を占めるようになる。

 

◇ 宇宙旅行を楽しむ人が増え、

    無人島生活や狩猟が一大ブーム

   になっている。

 

2041年から100万円以下の

宇宙旅行が実現する。
(科学技術・学術政策研究所)

 

◇ 2050年、クルマの8割は完全自動運転。

 

クルマ所有する「モノ」じゃなくて

シェアリングする「モビリティー」になっている。

 

人口の7割が都市に集まっていて

交通量もすんごい増えるなか、

空飛ぶ自動車も行き交ってる。

 

2050年には新車販売の

ほぼ全てが自動運転車になっている。

 

自動運転車の普及によって生まれる

新たな市場(パッセンジャー・エコノミー)は

2050年には7兆ドル(770兆円)を超える。
(米インテルと米ストラテジーアナリティクス)

 

◇ 脳の電気信号を解析して

   感情や意識と呼ぶものも

   信号として再現できるようになる。

 

2050年には脳とコンピューターが接続され、

言語と意識の壁を越えた

コミュニケーションが実現する。
(遠隔操作ロボット開発のメルティンMMI

 

◇ 労働と余暇の区別は消滅し

     自分固有の活動が全面に

    押し出される時代が訪れる。
     (野村総合研究所)

 

早ければ2045年ごろには

日本の全人口の1割しか

まともに働いていない社会になっている。

 

AIやロボットが富をもたらすなか、

人は賃金労働ではなく生活そのものや

豊かな消費に最大の価値を見いだすようになる。

 

◇ 奴隷制が発達したローマ帝国は一時期、

    人口の3割を奴隷が占めていた。

 

しかも都市圏の奴隷は

高度な知識と教養を持ち合わせ、

市民や貴族階級に仕えていた。

 

奴隷が労働に従事した結果、

余暇が増えた人々は裕福な生活や娯楽に興じた。

 

建築や文学など文化を生み出す時間もできた。

 

◇ 2019年、大人たちは人生で

    最も多くの時間を労働に割いてる。

 

だが、AIが多くの労働を果たす2050年、

 

労働時間はきわめて縮小され、

 

余暇や娯楽の時間が増え、

 

寿命も100歳を大きく超える。

 

そのとき、

人は人生で何に価値を見いだすのであろうか。

 

「アリとキリギリス」のキリギリスではなく、

家族・仲間・地域との

つながり・社会性を大事にし、

 

消費にもメリハリをつける

新しい消費アクティブ層

ネオキリギリスみたいになるのだろうか。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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