◇ 意識は秩序活動である。
ところが、熱力学の世界では、
自然界に秩序が発生すれば、
その分だけ、どこかに
無秩序が発生しなければならない。
これが「熱力学の第二法則」である。
これを「エントロピー増大の法則」ともいう。
エントロピーとは乱雑さを示すもの。
すなわち「エントロピー増大の法則」とは,
「ものごとは乱雑な方向に進む」
「秩序だった状態から無秩序に変化する」
ということである。
◇ 意識は間違いなく脳から発生する。
それなら脳で秩序活動が起こっている分、
無秩序が脳内に発生するはずである。
そうであれば脳はその無秩序を
片付けなければならない。
片付けしないと脳の中に無秩序が充満して
頭がだんだんとおかしくなる。
ではどうすればいいかというと
「だから寝るのだ」ということになる。
寝ている間は、意識という秩序活動がない。
その間に脳はエネルギーを消費して
無秩序を解消する。
脳は寝ている間も仕事をしているのである。
そしてそのエネルギーは、
秩序活動を生み出すのに使われたエネルギーと
ほぼ同じになるはずである。
ということは、
昼間、意識の秩序活動を怠っている人は
充分な睡眠も必要ないということになる。
なるほど 今日も大変勉強になった。
今日一日の人生を大切に!
コメントを残す