ソウル市内に響く「金正恩マンセー」のシュプレヒコール      vol.440

 

◇ 南北の友好ムードの高まりを受け、

    韓国人の70%が金正恩に

    好感を持っているという調査結果を

 『文化日報』が伝えた。

 

そしてその調査結果を裏付けるような

出来事が昨年起こった。

 

◇ ソウルの中心部で

「金正恩を礼賛する親北団体の結成集会」

が白昼開かれ、

 

驚いたことに、集会では

 

「金正恩!」

「マンセー(万歳)!」

 

という北朝鮮を激賞する言葉が

連呼されたと言う。

 

集会の場所から大通りを挟んで

100メートル先には米国大使館がある。

 

大胆不敵と言えばそれまでだが、

文在寅政権でならあり得ないことではない。

 

「いくらなんでも、

   ソウルのど真ん中で

 

 北朝鮮万歳!、金正恩万歳!

 

 はないだろう」と思っていたが、

 

それは幻でもなく、

白昼堂々と叫ばれたのである。

 

しかも、このような「あり得ない」集会を

保守派が批判しても、当局は目をつむり、

 

親北団体の結成や集会は野放し状態

というから、もはやお手上げである。

 

◇ 韓国のマスコミは日本における、

     在日韓国・朝鮮人の排撃を掲げて

     デモすることを警察当局は

     許可していると非難するが、

 

トンビから言わせれば、

“自分の国は一体どうなっているんだ!”

と聞き返したい。

 

なぜ、朝鮮戦争で民族分断を

招来し血を流したのか、

 

その責任は「先制攻撃を仕掛けてきた金日成」

ではなかったのか。

 

そして韓国政府は「民族分断に加担した中国」

のことは一切言わない。

 

◇『労働新聞』(2018年9月21日号)に

    白頭山で文在寅大統領夫妻と金正恩夫妻

    の写真が1面を飾っているが、

 

文在寅は北朝鮮が革命の聖山と

宣(のたま)う白頭山で、感極まってしまい、

金正恩を称える言葉を発してしまったから、

 

韓国内で自分以外の者が同じようなことを

言っても取り締まれないのかもしれない。

 

◇ 今後、南北の有効ムードはさらに高まり、

    その一方で反日感情は今までになく激昂して、

 

その緊張状態が長く続けば、

日韓は一線を越える可能性もありうると、

 

トンビは懸念しているところである。

 

徴用工、レーダー照射等の問題も含めて、

できるだけ早く政治的に

解決するほうが懸命だと思う。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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