アジアにおけるNATO軍構想の目指すもの ①    vol.877

米大統領選挙の投票日まで、

  いよいよ1週間あまりとなった。

 

国内では、政権が発足したばかりの

菅首相が物議を醸している。

 

役人を脅し、メディアを恫喝しながら、

過去8年近く無理やり自分の言うことを

きかせてきた成功体験から、

 

迂闊にも日本学術会議の任命人事に

口出ししたところ、

 

学者と国民から反発を食らう事態に

陥ってしまった。

 

相当に慌てふためいたようで、

とうとう推薦リストを見ていないなどと、

 

ワケのわからないことを

口走り始めている。

 

そしてこの間、

 ポンペオ国務長官が突然に来日し、

 

インド、オーストラリアを含めて

日米豪印の4カ国外相会談が開催された。

 

これは偶然この時期に開催されたような

印象を持つが、   実は違う。

 

中国が尖閣諸島で暴れ始めているのが

大きな原因であり、

 

中国の侵攻に対応するために、

米国が急遽、反中国の関係国を

かき集めたというのが、

どうやら真相のようだ。

 

中国はこれまで、

 台湾に圧力をかけているように見えた。

 

しかしどうやら、台湾ではなく

日本の沖縄に極めて近い

「尖閣諸島」に圧力をかけることに

戦略転換したようだ。

 

この魚釣島の主権が

  中国に属するということを、

 

古い文献資料、法律文書などを持ち出して

ネット上で大々的にアピールすることで、

 

国際社会の理解を得る作戦を

展開し始めている。

 

その証拠に、中国系船舶が

 この地域に頻繁に姿を現している。

 

強引にこの領土奪還が

行われることになると、

 

今回設定された事実上の

アジアNATO軍の4か国が、

 

中国と実質的な戦闘状態に

突入する可能性も考えられる。

         つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

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