◇ 世の中には「ため息」を習慣化
している人が案外多いものです。
けれども、ため息をついても
ロクなことは起こりません。
一言でいえば、
「ため息とは不快を増幅させるスイッチ」
であり、ため息をつけばつくほど、
憂鬱、沈滞、停滞、鬱憤、鬱屈、閉塞、
といった気分が強く感じられて
くることになります。
一つ嘆息の吐息を吐き出せば、
憂鬱レベルが一段階上がります。
二つ嘆息の吐息を吐き出せば、
憂鬱レベルが二段階上がります。
三つ嘆息の吐息を吐き出せば、
憂鬱レベルが三段階上がります。
四つ嘆息の吐息を吐き出せば、
憂鬱レベルが四段階上がります。
このようにして、自らをどんどん
自縄自縛状態に導く魔法の呪文、
それが「ため息」
◇ さらにこの呪文の損害を被るのは
自分だけにとどまりません。
ええ~~~~~ それほんと?
頻繁にため息をつく人が身の回りにいると、
どのような気持ちになりますか?
四六時中、
「はぁ~~~」 「ふぅ~~~」と
<呪文>を唱え続けている人が隣の席に
座っていれば、その気持ちは必ず伝染します。
そういった人には近づかないほうが賢明です。
間違って近づいてしまうと、
負のエネルギーに巻き込まれ、
その人までが
「はぁ~~~」「ふぅ~~~」と
なってしまうのです。
そしてますます意欲をなくします。
このように呪文で自分で自分の
感情を下げるだけでなく、
そのパワーが周りに波及し、
伝播して巡り巡って、
結局、再び自分のところに戻ってきて、
負のサイクルが強化され一層増幅する
ことになるのです。
これは恐ろしい負の連鎖です。
◇ では、このような感情の
マイナススパイラルを断ち切るためには
どうしたらいいかというと
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1 ため息をつきそうになっても我慢する
2 深呼吸して、心のなかで
「ありがたい、ありがたい」と唱える
3 笑顔を作る
4 今すぐできる小さな積極的活動に取り組む
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これらを心がけ、気分を一気に
変えてしまうことが大切です。
今日一日の人生を大切に!
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