スピード感のある組織に属することの意味      vol.239

 

◇ 1のスピード感で動く人に囲まれていたら、

     1のスピードか、せいぜい頑張っても

      2か3のスピードしか出せない。

 

そしてそのスピードで満足してしまう。

 

 

◇ 5のスピード感で動く人に囲まれていたら、

     最初は無理でも、だんだん自分も5前後の

     スピードで動くことができるようになる。

 

そして、さらに頑張れば6、7、8といった

スピードも出せるようになる。

 

多少、落伍したとしても4のスピードぐらいは

出ているということだ。

 

◇ たまたま10のスピード感で

     動く人に囲まれていたら、

 

10のスピード感で持って活動することになるし、

 

落ちこぼれていても、それでも7や8くらいの

スピードは出せるようになる。

 

そして各人が所属する組織のスピード感に、

所属してきた年数をかけると

 

【 絶対的な前進距離 】

 

が導き出される。

 

スピード感により、時が経つにつれて

この前進距離に大きな差が

出てくるのである。

 

 

◇ これはスピード感に限ったことではなく、

 

   「どんな組織や集団に所属しているか

 

    によって規定されるものが

    他にたくさんあるのだ。

 

スピードは、あくまで例の一つであって、

環境はあらゆる面に影響を及ぼす。

 

 

◇ トンビのある友人が、

    教えてくれた言葉がある。

 

それは

 

「二流集団のトップを走るのではなく、

    最後尾でもいいので一流の集団に所属せよ」

 

 というものだ。

 

これなどはまさに、

 

「自分を変えたければ所属集団を選べ」

 

ということになる。

 

自分の意志力のみで、

自身の持つポテンシャルを開花させ、

底力を発揮することはなかなか難しいもの。

 

しかし、周りに仲間がいれば、

仲間と切磋琢磨しつつ、

必死でついていこうとするので

 

それが耐久力や辛抱強さ、

試行錯誤を続けられる力、

といったものを醸成することとなる。

 

そして身をおく環境だけは、

自分の意志の力で選びとることができる。

 

トンビは、人間という生き物は

自覚しようがしまいが、

 

「周りの環境に同化してしまう存在」

 

であると思っている。

 

人間は基本的に怠惰な動物なのだ。

 

したがって

 

「どの環境に身を置くか」

 

非常に重要になってくる。 

 

いまあなたが属している組織の

スピード感はいくつぐらいだろうか?

 

それであなたは満足だろうか?

 

もし不満があり、自分を変えたいと思うであれば、

いまの環境を大きく変えてみてはどうだろうか。

 

<今日の名言>

罠を仕掛ける者は、罠に落ちるであろう。  

                                           ユダヤの諺

 

今日一日の人生を大切に!

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