ドラッカーの「すでに起こっている未来」      vol.146

 

◇ 重要なことは

 

  「すでに起こっている未来」

 

    を確認することである。

 

    すでに起こってしまい、

    もはや後戻りできない変化、

 

    しかも重大な影響力をもつことになる

    変化でありながら、まだ一般には

    認識されていない変化を知覚し、

    かつ分析すること。

 

未来は、すでにみなさんの

    まわりで起こっているのです。

 

    しかしその変化に、ほとんどの人は

    まだ気づいていません。

 

     その変化を発見するには

 

      「観察すればいい」

 

    とドラッカーは言っています。

 

    しかし、観察しても気づく人と

    気づかない人がいます。

 

   その差は何なのかと言えば、

 

  「思う、感じる、考える」

 

   といった人間力なのです。

 

  感性を磨くと言い換えることもできます。

 

 まわりの微細な変化を感じとり、

   変化に気づき、未来の有り様を

   考えることができるようになれば、

    まさに「先んずる」とことが

    できるようになるのです。

 

◇ しかしたとえ先んずることができても

 組織の中に、同じ考え方、同じ見方、

  同じ感じ方の人が集まった場合は、

 飛躍、発展、進歩は望めません。

 

    組織内に、違った考え方、違った見方、

 違った感じ方の人が大勢いて、

    はじめて組織の飛躍もあるし、成長もあります。 

 

   これが 多様性(ダイバーシティー)

 の考え方です。

 

「すでに起こった未来」を知覚し、

「多様性」を取り入れる懐があれば、

   組織は間違いなく発展をするでしょう。

 

 <今日の名言>

 夏になったら、

    鳴きながら、必ず帰ってくるあの燕さえも、

 何かをさかいに、ぱったり姿を見せなく

    なることもあるんだぜ。     by寅さん

 

*これは、大変奥が深いですね。

   家に帰って、いつもいると思っている人が、

   突然いなくなることもあるのです。

   今日は恐る恐る家に帰ってみましょう。

 

今日一日の人生を大切に!

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