月光があるから陽光がある vol.231

 

「打てぬ日も あるイチローを 好きになり」

             サラリーマン川柳

 
◇ あれほど苦しみ、のたうつ

    イチロー選手を見たことがない。

 

野球の世界一をきめる2009年の

第二回ワールド・ベースボール・クラシック

(WBC)でのことだ。

 

 
「イチローも人の子」と、

 

 がっかりしたような、

 

それでいてどこか胸をなでおろしたような、

複雑な響きが込められていたのを記憶している。

 

 
そのイチロー選手が来年度

古巣のマリナーズでプレイするこが決まった。

 

 
イチロー選手は野球の天才というよりも

 

まさに 「努力の人」

 

これで米国野球殿堂入りも夢ではない。

 

 
◇ 現役時代は三冠王をとった名選手で、

    監督としても名将とうたわれた

    野村克也氏は、南海ホークスに

 入団したプロ1年目を

 

「11打数ゼロ安打、5三振」

 

という惨憺たる成績で終えている。

 

 
◇ 偉大なる「3000本安打」の

    張本勲氏は、東映フライヤーズでの

    プロデビュー戦で、1回裏に三振し、

    守備についた2回表にはエラーをして

     即交代させられている。

 

 
陽光ばかりを放ちつづけている人はいない。

 

月光があって、陽光がある。

 

それが人生だ。

 

 

<今日の名言>
 

人間はおのおの

ものの見方をもっている。

そして同じ一人の人間でも、

時が変われば同じ対象に対して

違った見方をする。

      ベッカリーア

 
*自分の見方を常に疑ってみる
   余地はありそうです。

 

今日一日の人生を大切に!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください