デール・カーネギーの21世紀版「人を動かす」 vol.129

 

◇ 本日は、世界で最も売れている

    自己啓発書の一つであり、

    不朽の名著のデール・カーネギーの

  『人を動かす』の21世紀版の紹介です。

 

    知らない人はいないというぐらい

   有名ですが、本日は、おさらいの意味で

   取り上げました。

 

   とは言っても、

   カーネギーは既に鬼籍に入っているので、

   これはD・カーネギー協会が、

   カーネギーの教えを現在に当てはめて

   編集し直したものということになります。

 

◇ デール・カーネギーは、

 

「今日のコミュニケーションメディアでは、

    同情よりも批判が、許しよりも裁きが 

   ずっと幅を利かせている」

 

   と現状を嘆き、

 

   カーネギーが遺した「利他の精神」

   そして この利他の精神に根差した

   コミュニケーションが大事だと説いています。 

 

いわく、

 

「利他の精神に動かされない人はいない」

 

 本書によると、

 人を動かす力が最も大きくなるのは、

 次の二つの場合だそうです。

 

 1.あなたが何かしてあげたために、
           人があなたに従うとき。

 2.あなたの人柄のために、
          人があなたに従うとき。

 

◇ 本書にはほかにも、人間関係を損う

     コミュニケーションについて、

     いくつか注意をあげています。

 

「批判せず、非難せず、小言も言わない。

   相手が関心をもっていることを話題にする。

  自分が間違っていたら、直ちにきっぱりと認める。

   相手の顔をつぶしてはいけない」

 

   それもこれも、

  人間はみな自己中心的であり、自尊心があり、

   常に自分が正しいと思っているからです。

 

本書を読んでいると、

 

利他の精神とは何か、

赦すとはどういうことか、

人から好かれるとはどういうことか、

 

  その本質がわかってきます。

 

  既に『人を動かす』を読んだ方でも、

  この21世紀版もぜひ読んでみてください。

 

 

<今日の名言>

 

人間は3回結婚すべきだ。

初めての結婚は暗闇の中でぶつかるようなもの。

二人とも両目が見えない。

2度目の結婚は周りが少し明るくなり、
二人とも片目が見えてくる。

3度目の結婚は太陽の下で
二人とも両目を明けている。   
       
ジョン・シャヒーン(アメリカの実業家)

*トンビはまだ1回目です。
    そりゃできれば、3回ぐらいしてみたい
    という気持ちはありますが、
    それにはそれなりの先立つものが必要になります。 

    お互いがまんして両目をつぶっておきましょう!

 

今日一日の人生を大切に!

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