P&Gという企業の3つの秘密  vol.99

◇ みなさんはP&Gという会社を

    ご存知でしょうか。

 

   P&Gは

 プロクター・アンド・ギャンブルの略称。

 

 アメリカ・オハイオ州に本拠を置く

   世界最大級の消費財メーカーであり、
 (売上約7兆円)

   数多くのCEOを生み出す

 人材輩出企業としても知られている企業です。

 

 ではなぜそうようなすばらしい企業に

 成長できたのかというと

 そこにはやはり秘密がありました。

 

 本日はそのP&Gの秘密を紹介いたします。

 

◇ 実はP&Gには

 「言葉」「考え方」「行動」において、

  全員が行なうことができるように

 「標準化された数々の習慣」

  があるそうです。

 

 具体的にどんな行動・習慣があるかというと

 

 まず1つ目は、「目的の徹底」

 

 P&Gでは、「目的」がすべてであり、

 プロジェクトや会議が始まる時、あるいは

 部下が上司に助言を求める時でも、必ず

「目的は?あなたは私に何を期待しているの?」

 と確認するそうです。

 

そして 2つ目は、

 

「達成できる現実的な数字」

      と

 「ストレッチゴール」

 

 を必ずセットで設定すること。

 

具体的には、

「ゴールは昨対比105%」「ストレッチは昨対比110%」

というように設定するわけです。

 

ストレッチとは、頑張ればできる数字、

挑戦すべき数字という意味です。

 

3つ目は、

 「ネガティブな表現を使わない」

 ということ。

 

 たとえば

「できていないところ」と言うのではなく、

 

「これから伸ばす必要のあるところ」

「伸びる可能性のあるところ」 と言う。

 

 また否定的な意見は、

「批判された」「注意された」ではなく、

 

 「アドバイスをもらった」

「ご意見をもらった、教えていただいた」と、

 

 改善や成長のヒントをもらったことに

 感謝するなどです。

 

とにかく行動レベルまで標準化できている

ところがP&Gの秘密です。

 

 そしてここまでの徹底が「人材を育てる」

 ということにつながっているということです。

 

◇トンビも参考になるところがたくさんあります。

 

 特にネガティブ表現は注意しなければなりません。

 

 いままで「不振支店」とか「低迷支店」とか

 平気で使っていましたので反省しきりです。

 

 そこで ここで登場するのが、

昨日 vol.98 でご紹介した 「ネガポ辞典」

 

「不振支店会議」「低迷支店対策会議」

 

「土壇場に強い支店会議」「背水の陣会議」

 「力温存者会議」 「発展途上支店会議」

 「リラックス社員会議」に変換!

              

次回からは 

「只今より、土壇場に強い支店会議を開催いたします」 

となります。

 

 P&Gの3つの秘密を、ぜひ参考にしてください。

 

*今日一日の人生を大切に!

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