称賛される会社は経営のお手本 vol.259

 

◇ 米フォーチュン誌は毎年、独自に

 

「働きやすい、称賛される会社」

 

   ランキングを作成します。

 

その常連と言えるのが、

アメリカン・エキスプレスや

3M、デュポンです。

 
各社は長い歴史を持ち、

 

世界各地に事業を展開、

 

持続的に成長する会社としても

認知されています。

 
なぜ、そんなことができるのか。

 

答えは独自の経営手法と

組織風土作りをひたすら実践しているからです。

 

それは米国本社だけはなく日本でも同じです。

 
◇ アメックスは顧客がどれだけ他人に

    推薦したいかを測る「NPS」指標を

    全社のベンチマークにして、

    その向上に力を注いでいます。

 

「NPS」

「ネット・プロモーター・スコア」の略。

 

これについては、また別途詳しく説明いたします。

 
◇ 3Mは、日本法人でも

   「失敗を許容する社風」をかかげ、

     社員に様々なチャレンジを促しています。

 

   「汝(なんじ)アイデアを殺すなかれ」

 

 
これは、風通しのよい社風を

守るために生まれた3Mの「戒律」です。

 

上司は部下がやりたいと思うアイデアを

明らかに失敗すると証明できない限り、

止めてはいけないという意味です。

 
◇ また、グーグルが採用して有名になった

 

      「15%カルチャー」

 

 勤務時間の15%は自由なことに

 使っていいという「15%ルール」を採用し、

 

 新製品を続々と生み出しています。

 

 
「NPS」「15%カルチャー」は、

   世界の多くの企業が続々と導入し、

  大きな成果を出しています。

 

 
「称賛される会社」は、

いわば経営のお手本です。

 

日本企業の意識変革や市場開拓に役立つ、

様々なヒントを持っています。

 

経営に携わっている方は、

ぜひこんな企業のやり方を

お手本にしてはいかがでしょうか。

 

<今日の名言>

木曽路はすべて山の中である。  
     島崎藤村「夜明け前」

 
*たったこの一文で、
   木曽路の風景を思い浮かべる
   ことができます。

    素晴らしい文章です。

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