◇ 萩本欽一こと、欽ちゃんは、
2015年、駒澤大学仏教学部に
社会人入試で合格。
この春、3年生に無事進級。
その欽ちゃん、勉強について
このように言っています。
◇ 大学の講義を楽しむコツは、
「勉強している」という意識を
捨てることにある、と僕は思っている。
「勉強」ではなく、「教えてもらう」
という気持ちで臨む。
そうすると、「いいこと教えてもらえた」
と思えた事柄だけをノートに書けるから
学校に通うことが面白くなるでしょ?
もう少し若い時にこのようなこと
教えてもらえてたら、
学校に楽しくいけたかもしれませんね。
欽ちゃんには、欽ちゃんらしい
いろんなエピソードがありますが、
その一つを本日は紹介いたします。
◇ 欽ちゃんは仕事で地方に行くときは、
タクシーの運転手に必ずこう聞くそうです。
「この街で一番おいしいラーメン屋さんはどこ」
と聞いて、そのラーメン屋さんまで
つれていってもらうそうです。
しかし、欽ちゃんはその店に入らないのです。
欽ちゃんが入る店は、一番繁盛している店の
近くにある、いかにもはやってなさそうな店。
そういう店は、入っていくと、
店のオヤジさんは、客が来たこと自体に
少し驚くそうです。
「え?なんでうちの店にきたの?」 って
顔するそうです。
「い、いらっしゃいませ~」の店主の言葉に驚きと、
よくきてくれたな~という妙な実感が
こもっているのだそうです。
そこで欽ちゃんは注文します。
「オジさん、ラーメンちょうだい」すると
「・・・? ラ、ラーメン」となるそうです。
チャーハンを頼むならわかる。
すぐ近くに混雑しているうまい
ラーメン屋があるのに、なぜ、うちでラーメン?
というような疑問が渦巻く店主の表情を
見るのがたまらないそうです。
「ラーメン・・・お待ち~」
まってましたとばかりにラーメンをすすって、
欽ちゃんは、
「オジさん、この店、僕しかお客いないのに、
このラーメンおいしいね」
ここ数年、言われたことのないであろう
言葉にオヤジさんは一瞬、耳を疑います。
でも、これは、これは、これは、
オヤジさんにとってはうれしいと思います。
欽ちゃんにとっては、相手の喜びの中で
食べる料理こそが、格別の味だそうです。
◇ ビジネスマンにとってこのような目線は
非常に大事ではないでしょうか。
特に 営業は「お客さまの心の扉を
どう開くが大きなポイントです」
まさにお客さまとの心理作戦なんです。
このような行動をすれば、相手はどう思うか、
欽ちゃんは常に考えているのでしょう。
すばらしい役者さんです。
いや、素晴らしい大学生です。
*今日一日の人生を大切に!
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