欽ちゃんのラーメン屋さんでの出来事   vol.54

◇ 萩本欽一こと、欽ちゃんは、

     2015年、駒澤大学仏教学部に

     社会人入試で合格。

 

     この春、3年生に無事進級。

 

      その欽ちゃん、勉強について

     このように言っています。

 

◇ 大学の講義を楽しむコツは、

 「勉強している」という意識を

  捨てることにある、と僕は思っている。

 

「勉強」ではなく、「教えてもらう」

  という気持ちで臨む。

 

 そうすると、「いいこと教えてもらえた」

 と思えた事柄だけをノートに書けるから

 学校に通うことが面白くなるでしょ?

 

 もう少し若い時にこのようなこと

 教えてもらえてたら、

学校に楽しくいけたかもしれませんね。

 

 欽ちゃんには、欽ちゃんらしい

 いろんなエピソードがありますが、

 その一つを本日は紹介いたします。

 

◇ 欽ちゃんは仕事で地方に行くときは、

  タクシーの運転手に必ずこう聞くそうです。

 

「この街で一番おいしいラーメン屋さんはどこ」

 

 と聞いて、そのラーメン屋さんまで

    つれていってもらうそうです。

 

しかし、欽ちゃんはその店に入らないのです。

 

欽ちゃんが入る店は、一番繁盛している店の

近くにある、いかにもはやってなさそうな店。

 

そういう店は、入っていくと、

店のオヤジさんは、客が来たこと自体に

少し驚くそうです。

 

「え?なんでうちの店にきたの?」 って

   顔するそうです。

 

「い、いらっしゃいませ~」の店主の言葉に驚きと、

よくきてくれたな~という妙な実感が

こもっているのだそうです。

 

そこで欽ちゃんは注文します。

 

「オジさん、ラーメンちょうだい」すると 

「・・・? ラ、ラーメン」となるそうです。

 

チャーハンを頼むならわかる。

 

すぐ近くに混雑しているうまい

ラーメン屋があるのに、なぜ、うちでラーメン?

というような疑問が渦巻く店主の表情を

見るのがたまらないそうです。

 

「ラーメン・・・お待ち~」

まってましたとばかりにラーメンをすすって、

 

欽ちゃんは、

「オジさん、この店、僕しかお客いないのに、

                            このラーメンおいしいね」  

 

ここ数年、言われたことのないであろう

言葉にオヤジさんは一瞬、耳を疑います。

 

でも、これは、これは、これは、

オヤジさんにとってはうれしいと思います。

 

欽ちゃんにとっては、相手の喜びの中で

食べる料理こそが、格別の味だそうです。 

 

◇ ビジネスマンにとってこのような目線は

    非常に大事ではないでしょうか。

 

  特に 営業は「お客さまの心の扉を

   どう開くが大きなポイントです」

  まさにお客さまとの心理作戦なんです。

 

 このような行動をすれば、相手はどう思うか、

 欽ちゃんは常に考えているのでしょう。

 

 すばらしい役者さんです。

 いや、素晴らしい大学生です。

 

*今日一日の人生を大切に!

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください