飢餓問題調査隊 vol.1067
◇ 海外における日本食人気の 隆盛ぶりには、隔世の感ある。 数十年前までは、 生の魚を食べる料理と言うと、 なんとなくいやな顔をした。 それが今はどうだろう。 和食と聞…
◇ 海外における日本食人気の 隆盛ぶりには、隔世の感ある。 数十年前までは、 生の魚を食べる料理と言うと、 なんとなくいやな顔をした。 それが今はどうだろう。 和食と聞…
◇ ドストエフスキーを 読まなければいけない理由として、 上阪徹氏はこのように述べている。 ドストエフスキーの小説には、 人間というもののすべてが 詰まっているんですよ。 特に人間…
◇ 長嶋氏といえば、 直感・感性の人という印象が強いが、 彼のインタビューを読むと、 「三振のしかたまで 絵になるように研究した」 という話をしている。 また、 「ホームランと三塁打ならば、 三塁打のほうがいい」…
◇ 桐一葉・ 落ちて天下の秋を知る という言葉がある。 この言葉の生みの親は、 最後の相場師とも言われた 立花証券の元会長、 故・石井久氏 である。 昭和28年のスターリン死亡を きっかけに…
みなさんは「馬鹿」という 語源をご存じだろうか。 ◇ 秦の趙高が皇帝に 献上するための狩りの帰りに、 「珍しい馬が手に入った」と 鹿を連れてきた。 そこにいた多くの家臣は…
◇ 2013年5月23日 午前9時、 私は世界の最高峰エベレスト 頂上に立った。 70歳、75歳の時に続いて、 80歳にして三度目のエベレスト登頂。 …
◇ 戦国時代に、 豊臣秀吉は敵を攻めた際、 ほぼ勝利は目に見えていた にもかかわらず、 織田信長に援軍の要請を たびたびしている。 信長様のご威光がなければ、 勝利す…
旧典なりといえども、治平(ちへい)久しく、 今に至りては、時勢人情に麒輛(そご)し、 処置の当たらざることあり ◇ 堀勝名 は 江戸中期の人。 細川重肉(しげかた)の臣で 熊本藩宝暦改革を…
◇ 本日は「がん死」について 考えてみることにする。 がんと闘うことの苦しみや辛さは、 その身にならなければ、 到底わかるものではない。 しかし、たとえ肉体が がんに蝕まれようとも、 …
◇ オーストリアの詩人、 リルケに自作の詩を送った フランツ・カプスという若い詩人がいた。 彼はリルケに自分の詩の批評を求めて 手紙を書いたが、 リルケはその申し出を断った。 …
◇ もしも、人生が 山頂にたどりつくための 登山だとしたら、 人生の大半は、 「途上」になってしまう。 また、登山そのものが 失敗に終わる可能性もありうる。 そう…
◇たとえば、 「わたしは悲観的な性格だ」と 思い悩んでいる人がいたとする。 たとえばその言葉を、 「わたしは悲観的な 世界観をもっている」 と言い換えてみる。 …
◇「大切なのは、 何が与えられているかではなく、 与えられたものをどう使うかである」 何が与えられているかに 注目するのではなく、 「与えらたものをどう使うか」に 注目すること。…
◇ アドラー心理学では、 「怒りに駆られて、大声を出した」 ということではなく、 「大声を出すために怒った」 ということになる。 つまり、大声を出すという目的を かなえるために、 &n…
◇ アドラー心理学では、 トラウマを明確に否定する。 いかなる経験も、 それ自体では成功の原因でも 失敗の原因でもない。 われわれは自分の 経験によるショック、 いわゆ…
◇「あらゆる結果の前には 必ず原因がある」とは、 「現在」が「過去」の出来事に 規定されるということ。 しかし、過去の原因にばかり目を向け、 原因だけで物事を説明しようとすると、…
◇ 「吾輩は猫である。 名前はまだない」 この印象的な書き出しで 始まる文章は、 明治の文豪・夏目漱石の 「吾輩は猫である」という小説だ。 この夏目…
◇ 最大の誤算は西軍首脳の 戦略目標にブレがあった点だ。 西軍首脳に数えられるのは 三成のほか、 毛利輝元、宇喜多秀家、大谷吉継、 小西行長、安国寺恵瓊--と多い。 …
◇ 「怜悧(れいり)な インテリ官僚という 石田三成のイメージは、 後世の間違いで、 武将としての資質を備えていた」 ――と、 中野等・…
◇ 城山三郎氏の遺稿でもある、 亡き妻・容子さんに宛てた 「恋文」ともいえる文書は、 のちに刊行されたので 題名をご存じの方もいるかもしれない。 「そうか、もう君はいないのか」 &n…