言葉によって信念を固める  vol. 1066

ドストエフスキーを

  読まなければいけない理由として、

  上阪徹氏はこのように述べている。

 

 

ドストエフスキーの小説には、

人間というもののすべてが

詰まっているんですよ。

 

特に人間が生きる世界が、

いかに理不尽で、無慈悲で、

 

不平等で、不合理で、

残酷なものであるかが

語られている。

 

それを理解して生きるのと、

まったく理解しないで生きるのとでは、

人生は大きく変わっていくんです

                                  上阪徹

 

たとえば、

 

「人生全般に対する

    根本的な認識」

 

どのように持つかによって、

その結果は大きく変わってくる。

 

こういった根源的なレベルにおける、

 

内面的、外面的、

 いずれにおいても、

 

 よりよい未来、より安定した未来が

 開けてくれる可能性の高い言葉」

 

を集め、身体化させつつ、

継続的にバージョンアップしていく。

 

これができれば、

人生をより良いものにしてくれる。

 

そのように思われるのである。

 

だから、

知識やノウハウや

テクニックを学ぶよりも、

 

まず先に信念を固めることが大切 で、

 

この信念は、

「言葉によって固まる」ということ。

 

たとえば、

 

「人生は安定しているもの」

 

 という信念を持って生きているのか、

 

それとも、

 

「人生は不安定なものだからこそ、

 精神を安定させるための

 スタビライザー(安定化装置)を

 持つ必要がある。」 

 

 という信念を持って生きているのか。

 

「スタビライザーを備えることによって、

 人生は安定化する」 という信念を

 持って生きているのであれば、

 

自分自身のこれからの生き方が、

大きく変わってくるのではなかろうか。

 

スタビライザー : 自らの精神を平衡化させるため
                          の内的・外的システム

 

<今日の名言>

経営者に必要なのは、無関係に思える変化から、

その先にある大きな変化を読むことでしょう。

     両備ホールディング会長小嶋光信

 

*ドラッカーも言っています。
「すぐそこにある未来」と。
 いま起こっている変化を捉えることが
   できれば未来がわかるということです。

 

今日一日の人生を大切に!

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