◇ 世の中の人を大別すると
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① 下りエスカレーターを頑張って
昇っている人
② 上りエスカレーターに乗って
努力なく昇っている人
③ 上りエスカレーターに乗りながら
さらに頑張って昇っている人
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この3通りのパターンに
わけることができる。
◇ ①の人は、
いつまで経っても
楽にならないことを
不思議に思いながら、
真面目に、一生懸命に、
全力を尽くして行動している人。
しかし残念ながら、
このパターンの場合、
その人の努力が
報われることは少ない。
◇ ②の人は、
自らを質の高い行動が無意識に、
ほとんど自動的に
できるようになった人。
ここまでいくと、
人生は相当楽になる。
◇ ③の人は、
②の状態を作り、
その上さらに、
プラスアルファの成果を
出すために頑張り、
さらなる良い習慣を
手に入れようと努力している人。
ここまで到達できれば、
未来はますます明るくなる。
◇ 上記に挙げた
「②と③の世界」は、
「習慣化を習慣化できる人」だけが、
到達できる世界である。
いい悪いではなく、
世の中には気楽に生きていながら
大きな成果をあげる人と、
一生懸命あれこれしているのに
一向に報われない人がいるのが、
この世の中である。
◇ こうした理不尽ともいえるほどの
大きな違いが生じるのは、
一般には不可視のメカニズムを
可視化し、
そしてさらに意識に乗せ、
そのメカニズムを
味方につけようとしている人と、
そんなメカニズムの存在すら
知らないし、
それゆえ、当然のことながら
味方につけようもなく、
日々、頑張っているように見えつつも、
実質は流されるように生きている人との差、
と言えるのかもしれない。
◇ こうした一見、理不尽に見える、
しかし、構造を俯瞰して眺めれば、
生まれるべくして生まれてくる
この差の正体を、
すでにおわかりのことであろう。
不可視=知りようもない
であれば、
努力のしようもないことを、
可視化し、理解し、
その力学に従おうと
心掛けている人と
そうでない人の差は、
時間の経過とともに
「月とすっぽんくらいの差」へと
大きく広がっていく。
◇ いうまでもないが、
それがいいとか、悪いとか、
問題だとか、問題ではない、
といった話ではなく、
「こんな状況だと、
必然的にこうなるよね」といった、
「ほとんど物理法則のようなもの」
とトンビは捉えている。
であるならば、
どうせなら物理法則に逆らうより
従う方が楽ちんでいい。
思い切り、習慣を味方につけて
楽をしながら楽しく過ごした方がいい。
つまり、
「楽して楽しむための習慣」
を身につけることが重要ではなかろうか。
今日一日の人生を大切に!
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