刃をとがなければ ② vol.907

一生懸命、木を切っているが、

  肝心のノコギリが切れないため、


 木を切るスピードがとっても遅いし、

 なにより疲れる。

 

その日その日の仕事は

一生懸命しているのに、

まったく進まないとするならば、


「仕事の進め方」に、

どこか問題があるということになる。

 

このような場合は、

 

「仕事の進め方を見直し、

 高い生産性をもたらすスタイルを作る」

 

その上で、「一生懸命に仕事をする」

という順番を意識することは、

 

人生やキャリアを

より良いものにする上で

決定的に大切なこと。

 

もし、これを逆にやって、

  低い生産性を改善することなく、

 

 一生懸命、仕事をしている

 自分を是とする人は、

 

 きこりの話を絶対に笑えない。

 

しかし実際に、

慌ただしい日常が続くと、

 

「毎日の仕事が忙しいから、

 仕事の進め方を見直す余裕がない」

 

「だから、日々の仕事を

 惰性でこなしていくより他にない」

 

「いつか見直す必要はあるが、

 そんな時間もなければ精神力もない」


「いずれ何とかしなければ、

 とは思っているのだけれども、、、」

 

ということになりがちだ。

 

こうして油断していると、

 そんな状態のまま、数ヶ月、数年、

 

下手をすると  十数年


場合によっては 数十年

 

といった時間が、

あっという間に過ぎてしまう。

 

思い当たる方もあるのではないだろうか。

 

実はトンビも、

こんな煩悶を繰り返し、


結局、10年近くの歳月を

空費してしまったこともあった。

 

もし人生や仕事を最高に楽しみたい、

  と思うのであれば、

 

 いつか、どこかで、

「思い切る」必要がある。

 

過去の自分を反省し、

刃を研ぐ(=人生や仕事の方法を学ぶ)

ことに力を入れなければ、

 

日々、切れ味抜群のノコギリを用いて、

ラクに、楽しく、快調に、

人生や仕事を楽しめるようにはなれない。

 

あなたは

“刃を研がず、苦労し続けるきこり”

 

になりたいのか、

 


“一日の仕事が終わるたびに包丁を研ぎ、

毎日、切れ味抜群の包丁で料理を作る料理人”

 

 になりたいのか、

 

どちらだろうか。


 
もし後者になりたくなければ、

頻繁に、毎日包丁を研ぐ  しかない。

 

これしか方法はない。 完

 

 

今日一日の人生を大切に!

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