◇ 数年前から話題になっている
「マウンティング」という言葉がある。
マウンティングは本来、
哺乳類などの動物が、
自分の優位を示すため相手に
馬乗りになる行為を言う。
そんなイメージから、
人間関係では「自分が優れている」、
「自分の方が立場は上だ」ということを
アピールしたがる人の言動を指す。
◇ これは日常生活の会話でも起こるが、
フェイスブックなどSNSへの投稿でも
見受けられる場合がある。
「マウンティング女子」とか
「マウンティングおじさん」
という存在も話題になることが多い。
他人から何を言われようが
放っておけばいいようなものだが、
マウンティングをされると、
厄介なことにちょっとイラっとする。
しかも露骨な言い回しではなく、
さりげなくコメントされるほど
イライラした気持ちになりがちだ。
こうしたことが続くと
結構ストレスがたまる。
◇ 逆に言うなら、
円滑な人間関係を保つためには、
こうしたマウンティングを
しないようにすべきで、
特にシニアの人は注意が必要だ。
実際に「マウンティングシニア」は
いたるところで見られ、
接する人を相当イライラさせている。
コンビニのレジで従業員に
偉そうに接したり、
現役時代の部下と飲みに行ってやたら
説教っぽくなったりするシニアは
決して少なくない。
定年退職したシニアが
陥りがちなパターンとして、
何もすることがなくなって
家に引きこもるというのがある。
外に出なければ
マウンティングをする機会はないだろうと
思うかもしれないが、
SNSは外出しなくても利用できるので
人の投稿に対して上から目線のコメントを
入れる例もあるようだ。
つづく
今日一日の人生を大切に!
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