長生きの秘訣  vol.858

◇ 1990年、

  長野県は男性の平均寿命が

  日本一になった。

 

また高齢者の数が多いのに、

医療費が安い地域としても

注目されるようになった。

 

そして 2010年には 

男女ともに平均寿命が、

日本一 となった。

 

その後、男性は2位に転落したが、

現時点でも、女性は1位をキープしている。

 

◇ なぜ、長野県は医療費が安く、

    長生きの地域になれたのだろうか。

 

その理由を探すために、

国民健康保険中央会が研究班を作った。

 

ヘルスボランティアの存在、

離婚率が低い、坂が多いなど、

40項目の要因を調べた。

 

その結果は予想外のものであった。

 

統計的にも最も長寿に

影響していると考えられたのは、

 

何と,

 

「高齢者の就業率の高さが日本一」

 

という事実だったのである。

 

◇ 多くの人が高齢になっても、

  小さな農業を続けていた。

 

75歳になっても、80歳になっても、

田畑に出て、体を動かし、

 

コミュニティーとのつながりの中で

生活していた。

 

自分で収入を得て、

それで日帰り温泉に行ったり、

 

孫に小遣いをあげたり、

 

仕事は単に仕事ではなく、

生きがいにつながっていた。

 

◇ こうした長野県の例は、

  健康で長生きのためのヒントになる。

 

都会で、農業というわけにはいかないが、

ボランティアや仕事などを通じて、

人とつながりを持ちながら、

 

「生きがい」を感じられる生き方は、

まさに長寿の秘訣ともなる。

 

健康のためにも、

働ける環境があるのであれば、

できるだげ現職を続けたほうがいい。

 

<今日の名言>

どんなに雨雲が立ち込めていても、

それを突き抜けて雲の上に出れば、

無限の青空が広がっている。   

  元大学教授 セオドア・レッビト

 

*経営や事業は、たとえ今青空が広がっても、
 次の雨雲が立ちはだかることを、
 念頭におく必要があります。 

 

 

今日一日の人生を大切に!

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