◇ トランプが勝つためには、
絶対に経済復活が必要であり、
かつ国民が望む政策を口だけではなく
実行することが必要になっている。
そして、大統領選挙後は
「米中冷戦時代」
すなわち、分断の時代になる。
バイデンが勝てば
軍産学複合体の時代に戻り、
トランプが勝てば
経済を気にしないで対中強硬策を打ち、
国民の期待をつなぎとめるはずである。
◇ そんな中で、ここにきて
共和党保守本流陣営は、
「リンカーン・プロジェクト」と称して、
バイデン候補を応援することにしたようである。
米国の政治は、長らく軍産学複合体が
共和党も民主党も支配して成り立っていたが、
トランプ大統領は
軍産学複合体の言うことを聞かない。
このため、軍産学複合体は
一本化して反トランプになり、
バイデン候補を応援することにしたようだ。
◇ 米国の大統領選挙後は
「覇権移行期」になり、
米中対決に世界が
巻き込まれることになる。
100年に1度の激動の時代が始まる。
◇ ヒマラヤ山脈西部カシミールで起きた
中国とインドの軍事紛争では、
中国が両国の停戦合意した線より、
インド側に新しい施設を作ったことが、
今回の発端になっている。
◇ 中国は、国境紛争地域の全体で
自国の主張を押し通す。
南シナ海での成功で、
強引な軍事侵略が
どこでも通じると見ているようだ。
日本の尖閣列島、台湾本土、
南シナ海の端のインドネシア領である
ナトナ諸島にも中国は手を出し始めている。
中国国内での不満がたまり、
愛国心を喚起するために、
紛争全地域で攻勢に出ているようにも見える。
しかし、それは必ず中国の
「孤立化」を引き起こすことになる。
つづく
今日一日の人生を大切に!
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