◇ ハリー・ゴードン・セルフリッジの
「ボスとリーダー」論を紹介する。
・ボスは部下を追い立てる
リーダーは人を導く
・ボスは権威に頼る
リーダーは志と善意に頼る
・ボスは恐怖を吹き込む
リーダーは熱意を吹き込む
・ボスは「私」と言う
リーダーは「我々」と言う
・ボスは「時間通りに来い」と言う
リーダーは時間前にやってくる
・ボスは失敗の責任を負わせる
リーダーは黙って失敗を処理する
・ボスはやり方を胸に秘める
リーダーはやり方を教える
・ボスは仕事を苦役に変える
リーダーは仕事をゲームに変える
・ボスは「やれ」と言う
リーダーは「やろう」と言う
◇ 明確な「自分のものさし」を持ち、
上からの押しつけを嫌う今時の若者たち。
彼らを権威によって
強制的に動かそうとするのは、
もっとも上手くいかない方法だ。
どれだけ社会的立場が
高い人からの命令であっても、
彼らは、自分たちが
納得できないことであれば、
積極的に動こうとはしない。
◇ 上の世代には、
「偉い人が言うのだから従おう」
「仕事だから仕方ない。
今、我慢すれば・・・」
といったマインドが確かにあったが、
今時の若者たちは、
不確かな将来のために、
今を犠牲にしたくないという
「せつな主義」を持っており、
「辞める」という選択をする人が多い。
従い続けることも反発することもせず、
あっさり会社を辞めてしまう。
若者の「スピード退職」の背景には、
おそらくそういう事情もあるのだろう。
◇ 今時の若者たちのパワーを
引き出すためにまず大切なのは、
上から目線では「やれ」と
命令するのではなく、
対等な目線で「一緒にやろう」と
語りかけること、
そして、誰よりも熱意を持って
仕事に取り組み、
先頭にたって彼らを
引っ張っていこうとすることだ。
日本の有名人で言えば、
松岡修造氏あたりか?
今日一日の人生を大切に!
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