「9月入学」実現に向けての様々な問題  vol.768

新型コロナウイルスの

  影響により学校休校が長引き、

 

 新学期を9月にする案が

 ここに来て現実味を帯びてきた。

 

先進国を中心に諸外国の多くは

9月入学であり、

 

実施できれば、国内と海外の

人材の移動がスムーズに行えるようになり、

 

人材育成や優秀な人材の確保という意味では、

世界標準に合わせるメリットは大きい。

 

今まで何度も変更の論議されてはきたが、

実現できなかった経緯があり、

 

今回はいい機会であるのは間違いないが、

実施には様々な課題がある。

 

政府は、「9月入学」に向けて

 現在、30本超の法改正を検討している。

 

義務教育の年齢や教員の定年時期、

労働者の最低年齢など波及する分野で

法的な整合性がとれるようにするためだ。

 

小中高などの「4月入学」に

 関する規定は法改正なしで変更できる。

 

学校教育法が入学時期を

明記していないためで、

同法の施行規則を変えるだけで済む。

 

国会での審議は必要ない。

 

大学は学長の裁量で入学時期を決められる。

 

学校教育法以外では

  地方公務員法の改正が検討対象となる。

 

現行法は地方公務員である

教員らの定年退職日を、

 

「定年に達した日以後の

 331日までの間において

 条例で定める日」 と規定する。

 

9月入学に移行した場合、

改正しなければ学年の途中で

教員が定年を迎えて現場を離れることになる。

 

そこで文科省は

 21年からの導入を想定した案を示した。

 

(1) 1年で移行するために

    最初の1学年だけ17カ月分の

  子どもを対象とする。

 

(2) 5年間は生年月の範囲を

   年に1カ月ずつずらしながら

   13カ月分の子どもを対象にし

   26年から12カ月分とする。

 

   ――2パターンだった。

 

特定の学年の人数が増えるなど

両案とも課題がある。

 

政府は5月中にも論点を整理したうえで、

早期に方向性を決めたい模様だ。

 

短期間に解決しなければならない課題は、

たくさんあるが、

 

今回の機会を逃すと、

永久に変えることができないのも事実である。

 

安倍首相の政治判断に期待したい。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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